西國三十三所順打ち巡礼記

旧・元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】

大王わさび農場 (大王神社) 〜長野・ビーナスラインツーリング 2022 二日目①〜

祭神 魏石鬼八面大王
399-8303 安曇野市穂高3640
公式サイト https://www.daiowasabi.co.jp



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大王わさび農場  大王わさび農場案内図



さて、昨夜の宿「常念坊」を、
8時45分にチェックアウトしまして、
9時15分、本日最初の目的地、
「大王わさび農場」にやって来ました。
元"わさびの人"タヤパンによりますと、
日本中のわさび通が皆憧れるという、
業界(?)最大手のわさびのテーマパーク。
タヤパンもまだ訪問していない、
長年の課題スポットなんだとか。
入口手前右にあった案内図を見ると、
かなり広そうに見えますが、
イマイチ大きさが把握出来ません。



わさび畑  わさび畑



入場は無料デス。
売店兼入口ゲートを通過すると、
一面広大なわさび畑が左右に広がります。
ココに憧れて初めて訪れたわさび通の方々は、
おそらくココで手をつき跪き涙を流します。






わさびのオブジェ



宇都宮駅前の餃子のオブジェと同様に、
わさびのオブジェがあります。
青銅製のようデスがこれは銅像ではないでしょう。



大王神社鳥居  大王神社



さて広大な農場の敷地の中央に、
この八面大王を祀る大王神社が鎮座します。
御祭神の魏石鬼八面大王につきましては、
下記リンクのWikiの記事をご覧ください。





伝説は、中央政権の坂上田村麻呂と、
民を守る為に戦った英雄的な一面と、
民に迷惑をかけて成敗された賊の一面が、
混在しているようです。
宿からここに来るまでの間に、
「耳塚」という地名がありましたが、
これはこの大王の耳を埋葬した伝説によるものとか。
この神社は胴体を埋めた場所とされていますが、
近くの魏石鬼窟と呼ばれる古墳にも、
同様の言い伝えがあるそうです。
神社の社殿は立入禁止で、
祟り神の強いオーラを感じます。
Wikiの記事に記載はありませんが、
ワタシは国譲りでタケミカヅチに挑み敗れ、
諏訪に封じ込められたタケミナカタを、
真っ先に思い浮かべました。





大王窟  大王窟の中



大王窟は一見古墳のように見えますが、
これは後の時代になって、
大王が籠り戦った宮城の岩屋を再現したものだそうで。




八面大王の見張台(太陽の石)  飲める湧水



この円墳のような丘もやはり、
八面大王の見張台(太陽の石)として、
後に再現されたもののようですが、
この裏手に飲める湧水が流れています。
ただ「飲める」とありますが、
飲むための柄杓等は、
コロナ対策なのか用意されていません。




湧水のはじまり



農場内をゆっくり散策して、
園内最南端にある、
「湧水のはじまり」まで出ました。




水車小屋  水車小屋前の流れ
水車小屋とボート



農場の北東には、
この大王わさび農場の、
シンボル的役割を持っている、
三連水車・蓼川水車小屋が、
まるで印象派の絵画のような、
せせらぎにゆっくりと回っています。
ここは黒澤明の『夢』のロケ地です。





本わさびソフトクリーム売場



さて、名物の本わさびソフトクリームを頂きましょう。



本わさびソフトクリーム   サビ抜きのソフトクリーム



ワタシは当然、本わさびソフトクリーム(390円)。
ガッツのないチーバくんは、
なんとサビ抜きの、生乳ソフトクリーム(390円)。
本わさびソフトはツンツンした刺激はほぼなく、
わさびの爽やかなハーブのような香りがしました。




売店  購入したお土産



今回のお土産のほとんど全ては、
コチラの売店で購入しました。



北アルプス展望図  雲のかかる北アルプス



入口ゲートを出ると、
入場時に気がつかなかった、
北アルプス展望図」があります。
日本の山々をアルプスを呼ぶことには、
昔からかなり抵抗がありますが、
山々の上部には帽子のように、
雲がかかっていておりました。



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