ディズニープラス「猿の惑星:新世紀(ライジング)」「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」



さて、腰痛は更に酷くなるばかりで、
回復の兆しが全く見えません。
てな訳でこの土日は安静に過ごしました。




→ 映画「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」
→ DVD「猿の惑星」
→ 「猿の惑星」シリーズについて



何度か書いております通り、
映画少年だった子供の頃から、
強い思い入れのある、
猿の惑星」シリーズ。
最初のオリジナルシリーズ、
猿の惑星
「続・猿の惑星
「新・猿の惑星
猿の惑星・征服」
「最後の猿の惑星
は、何度も何度も観ておりますし、。
2001年のティム・バートン監督リメイク、
「PLANET OF APES/猿の惑星」も、
リブートシリーズ三部作の一作目、
映画「猿の惑星:創世記ジェネシス)」も、
真っ先に劇場で観ました。
しかしなぜかそのリブート三部作の、
二作目、三作目を観ていないことに、
最近気がつきました。





一作目の「創世記(ジェネシス)」も、
正直よく覚えていないので、
まとめて三部を続けて観たい
残念ながらAmazon Primeは、
三部共に有料のようデス。




猿の惑星:新世紀・聖戦記



ディズニープラスで全部観ることが出来るみたい。
早速この土日で三部連続鑑賞しました。





一作目「創世記」については、
11年前に劇場で観た、
感想とさほど変わりません
世間の評判とは反して、
かなり面白かったと思ったものの、
すっかり内容を忘れていて驚きました。
40過ぎてみた映画って、
大概こんな感じで忘れちゃう。
子供の頃見た映画では、
絶対そんなことないのにねぇ。
二作目「新世紀」では、
なるほどこの手があったのか。
いくらエイプの集団に、
優秀なリーダーがいたところで、
人類と比較して圧倒的な数の違いを、
どのように支配を逆転するのか、
ずっと疑問だったんデス。
しかし、この二作目は、
2014年の公開なんだけど、
パンデミックについて、
時代を先取りをしていたんだな。
三作目「聖戦記」は、
最初の邦題は、
大戦記」だったそうですが、
確かに局地的な戦いなので、
その邦題変更は妥当かも。
ここでもやっぱり、
オリジナルシリーズにつながる、
なるほどその手があったのか。
が、またあります。
原作の「猿の惑星」は、
原作者が、日本軍占領下で
有色人種の捕虜となった経験が、
その原案となったという説がありますが、
その点では「戦場にかける橋」の世界観が、
かなり近いものであるのかもしれません。
やはり製作者は「戦場に〜」と「大脱走」に、
そのインスピレーションを得たと語っています。
作り手の当初の狙い通り、
きっちりとオリジナルシリーズの、
一作目につながる作品となっています。
もうちょっと評価されてもよい三部作です。
ただ少しヘソを曲げて観てみると、
やはり黄禍論や黄色人種に対する危機感が、
その根底にあるような見方も出来ます。
アメリカの敵が中華人民共和国ではなく、
ソビエト連邦だった時代には、
このような映画は作られなかったかもしれない。
いや冷戦下だったオリジナル制作時の、
時代背景には日米貿易摩擦がありました。