【御府内第四十八番】瑠璃光山 薬王寺 禅定院

禅定院

宗派 真言宗豊山派
本尊 不動明王
165-0025 中野区沼袋2-28-2
公式サイト http://zenjouin.com/




閑話休題。大変長らくお待たせしました。
【第四十一番】密蔵院さんのすぐそばなんですが、
また迷いました。一方通行に阻まれて意に反する方向に
進まされてしまうのです。袋小路にはまり、
断腸と二人、おたおたしていると、その突き当りの
純日本家屋の立派な門から出てきた
短髪の厳しそうなお顔の男性から、
「ここは一方通行だ!!」と叱られました。
ごめんなさい。好きで居る訳ではないとです。(ヒロシ調)
泣きながら大回りをして
ようやく写真の山門前に辿りつき


あっ、、、、気付きました・・・。
「あれ!?おい断腸、ここってさっきの門の裏側だろ・・・??。」


先程の立派な門はこちらのお寺の裏門だったようです・・・。
「あっ!!」まだまだ修行不足な「ちっちぇー」二人です。
先程の方がご住職なら、まだ戻ってはいないはずです。
「住職のいぬ間の納経」一目散に札所に走ります。
先程の男性に似たお若い僧侶の方に無事納経しました。
朱印の書は伸びやかで力強い「不動明王」え??
「瑠璃光」で「薬王」で本尊がなんで「薬師如来」じゃないの??
あらためてガイドブックをみると、
昔はやはり「薬師如来」が本尊だったようです。


「ちっちゃさ」から順序が逆ですが本堂に参拝します。
少し開いていた本堂の奥に眼を凝らすと
小さめの緑色の不動尊がいらっしゃいました。
境内は桜が満開。生命力にあふれた大きなイチョウが春の空に突き出しています。
イチョウ、東京の都木。
現在の東京のマークもイチョウの葉とTの字からデザインされているようです。
都内のイチョウの大木といえば、代表格は親鸞縁の麻布善福寺の逆さイチョウですが、
彼はもうご隠居のような妖力はあるものの静かに死を待っているかのようです。
しかしこちらの彼はまだまだバリバリって感じ。
どこまで大きく、高くなるのでしょうか。
彼からみれば我々は蜻蛉みたいなもんなんでしょう。


ガイドブックを良く読めば、
室町時代の板碑や、山門に戦火の焦跡があるそうです。
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