【御府内第四十九番】宝塔山 龍門寺 多宝院

多宝院

宗派 真言宗豊山派
本尊 多宝如来
110-00O1 台東区谷中6-2-35




桜が満開。谷中は墓地の桜目当ての見物客で賑わいます。
本堂扁額の揮毫は、私の好きな質実剛健の最後の剣客、
山岡鉄舟の書と聞き、楽しみにしてましたが、どうも
江戸 御府内八十八カ所めぐり JTBキャンブックスガイド本のの50頁の写真の書が、
鉄舟のものとはおもえない・・・。行ってみて分かりました。
ガイドブックの51頁の写真が多宝院さんの写真なんです。
編集が写真間違えちゃったようです。
鉄舟の書はこちら

本堂扉隙間から行基多宝如来を拝観します。
多宝如来ってあんまり聞き慣れないので調べてみると、
法華経においての重要な仏様なんですな。
お釈迦さまが法華経を説法していると地中から如来の入った塔が湧き出てきて、
自分の横に間を作ってお釈迦さまに譲った、お釈迦さま以前の仏様なんだとか。
よくわからないけど単体でのお寺の本尊としては珍しいそうです。
本堂左手には「谷中吉祥天」がいらっしゃいました。
墓地には詩人であり建築家、24才の若さで惜しまれ亡くなった立原道造や、
洋画家の小絲源太郎が眠ります。
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