今日は長男(小3)の運動会。
確か「運動会」は秋の季語のはずなんですが、
近頃は遠足等の行事が目白押しの二学期をさけ、
一学期に行う学校が多いそうで・・・。
先週のこと。
子「ボク今年はリレーの選手になれなかった。」
私「ふーん、クラスにもっと速い子がいるのか。」
子「うん、ボクより速い子が一人と同じくらいの子がもう一人。」
私「そうか。」
子「80m走もその二人と一緒だから、三位かもね。」
私「お前、走る前から何言ってんだ。悔しくないのかよ。」
子「そりゃ悔しいけど・・・。」
私「よし、なら特訓だ。」
うちの子の走り方って、ぴょんぴょん上に飛びあがるような無駄の多いフォーム。
これを前傾姿勢を取らせるため、意識的に頭を低くすることを心掛けさせ、
足を速く動かそうとせず、腕を大きく速くふる練習をみっちりとし、
メキメキ実力を上げ今日の本番を迎えたのです。
スタートの合図とともにロケットスタートは成功。
意識的に頭を低くし、大きなスライドをとっていることが良く分かります。
他の子をぐんぐん引き離し大差をつけて
一位で最終コーナーを回ります。
ここで転びでもしない限り大差の勝利は確実です。
あっ・・・・・・・・・・・・・・・、
・・・・・・・・・・・・・・・・転びました。
見事に転び大回転し、幸い怪我はなく、拍手の中をビリでゴールしました。
いつものぴょんぴょん走りで。
前傾姿勢のフォームの維持は筋力のない子供には難しいんです。
体力が消耗すれば転ぶのは当然。完璧に私の指導方法の選択ミスです。
当の本人はケロッとした様子ですが、悔しかったはずです。
でも、ぼーっと三位に甘んじているよりは、
息子よ、かっこよかったぜ。