「引き継がれる仏教文化展〜感じとる智慧・つながる文化〜」丸善丸の内本店四階ギャラリー その三

「引き継がれる仏教文化展」ポスター

立正大学仏教学部
仏教文化体験学習センター・文化財修復研究学習プロジェクト
2009年1月28日(水)〜2月3日(火)
9:00〜21:00
(※初日は10:00開場、最終日は15:00閉場)
<入場無料>
100-8203 千代田区丸の内1-6-4 丸の内オアゾ4階 
丸善公式サイト http://www.maruzen.co.jp/Blog/Blog/maruzen02/P/5150.aspx
立正大公式サイト http://bukkyo.rissho.jp/topics/090128_maruzen.html




丸善丸の内本店四階ギャラリー → その一「義塾図書館を読む〜和・洋・漢の貴重書から〜」その二「いま鮮やかに甦る明治〜ボン浮世絵コレクション〜」




東京駅丸の内北口のほど近くにある、
丸善丸の内本店さんの四階のギャラリー。
ちょっと興味のありそうなイベントであれば、
必ず立ち寄って覗いていますが、
ここに記事にするのは、
今回でたった三度目だとはビックリしました。
それも、その三回ともが、ちょうどこの時期の展示であり、
「その一」が二年前、
「その二」が一年前なのに、またまたびっくり。




丸善のショーウインドウ



ギャラリー内は、撮影禁止なので、
この一階のショーウインドウでお許し下さい。
「その一」、「その二」は慶応大学さんの企画でありましたが、
今回は立正大学仏教学部さんの企画です。
立正大学さんといえば、
先日のこの記事の通り、




→ 妙雲山飯高寺(飯高檀林跡)




この飯高檀林を源流に、
そもそもは日蓮宗僧侶の為の、
その教育機関として建学された大学です。
ですからこの大学の仏教学部なんて聞けば、
怒られることを覚悟して書きますが、
私の偏見に満ちた知識では、
日蓮法華経のことばかりを学び、
他宗がいかに間違っているのかという、
教育を受ける場所であると思っていました。
しかし、どうやらそれは大きな誤解だったようです。




仏教を文化として捉え、
その文化理解のため、
よく見て、よく研究し、
古来の仏画・仏像を模写・模刻する。




学生さん達の卒業制作である仏画・仏像は、
土産物店にある形ばかりをコピーした仏像と違い、
本物に近い魅力・・・、
そう、まるで分霊勧請されたかのような、
目に強い力を秘めていました。



社会人のオープン講座の作品もなかなか。
修復関係資料の展示も面白かった。




いや、こりゃ、なかなか驚いた。
期間中、あと、一、二回は訪れてみたい展覧会です。





戴いた立派な冊子二冊




無料の展覧会なのに、
有料であれば千円以上はかかりそうな、
A4判の立派なパンフを頂戴しました。




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