高幢庵 〜観信の墓・木っぱ地蔵・丹羽正伯供養碑〜 【吉橋大師第四十一番】 

宗派 真言宗?派
本尊 地蔵菩薩
274-0077 船橋市薬円台1-1



高幢庵 寺務所?  高幢庵 寺務所?内




真言宗の木食僧、観信が、
元禄年間(1688〜1704)に開いたと伝わる、
この高幢庵ですが現在は寺院としての機能はなく、
このような公民館のような建物に、
本尊は不明ですがこんな壇が祀られています。




高幢庵 墓地




この建物はもはや墓地の管理事務所か。
この裏に高幢庵墓地があります。




観信の墓




こちらがその観信の墓。
観信は享保十一年(1726)に亡くなっています。



地蔵堂
木っぱ地蔵
(二つの隙間から撮影したものをつなぎ合わせてあります。)



墓の左の地蔵堂には、
この地にあった銘木「揺るぎの松」が枯死した為、
これを観信が刻んだという木っぱ地蔵があります。
近隣の飯山満町にある「ゆるぎ地蔵」も同じく観信の、
その伝説があるそうで、これは是非後日お参りして確かめます。




吉橋大師講第四十一番




→ 「吉橋大師」関連の記事



ここにも吉橋大師講第四十一番がありました。




丹羽正伯供養碑



観信の墓、地蔵堂左手には、
「丹羽正伯供養碑」があります。
これはこの「薬園台」の由来となった、
幕府の薬園用地の医員、丹羽正伯の供養碑で、
宝暦六年(1756)に江戸で没したずっと後に、
万延元延(1860)薬園台村民により顕彰の為に建てられたものだとか。
正面には「諦通院日慮」と刻まれています。
案内板をよく読まず、
後で気づきましたが、
この供養碑のすぐ後ろには、
薬種問屋を経営した桐山太右衛門の墓もあったとか。





林忠雄慰霊碑  須田法師 不生位




逆に、写真は撮ったものの、
よく分らなかった「林忠雄慰霊碑」と「須田法師不生位」。
これはまた後日改めて調べて記事にします。





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