→ 「神剣 人斬り彦斎」(ハルキ文庫)
→ 「蒼天見ゆ」(角川文庫)
→ 「春雷」(祥伝社文庫)
→ 「陽炎の門」(講談社文庫)
→ 「潮鳴り」(祥伝社文庫)
→ 「おもかげ橋」(幻冬舎時代小説文庫)
→ 「霖雨」(PHP文芸文庫)
→ 「銀漢の賦」(文春文庫)
→ 「螢草」(双葉文庫)
→ 「春風伝」(新潮文庫)
→ 「秋月記」(角川文庫)
→ 「無双の花」(文春文庫)
→ 「川あかり」(双葉文庫)
→ 「いのちなりけり」「花や散るらん」(文春文庫)
→ 「柚子の花咲く」(朝日文庫)
→ 「蜩ノ記」(祥伝社文庫)
→ 「葉室麟」関連の記事
今、上映中という、
この葉室麟さん原作の、
映画「散り椿」。
ん?、どんな話だったっけか。
葉室麟さんの文庫化作品は、
すべて読んだつもりでしたが、
あらまぁ.....、
この作品抜けていたみたい。
- 作者: 葉室麟
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2014/12/25
- メディア: 文庫
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不正を訴えて、
藩を追われた瓜生新兵衛。
妻と京都の寺に身を寄せて、
慎ましく暮らした十八年。
病気を患う妻は散り椿を眺めながら、
故郷の散り椿がもう一度見たいと呟く。
妻は亡くなる直前、自分の死後、
夫に故郷に戻ってほしいと頼む。
帰郷すると藩は権力抗争の真っ只中。
若き日の道場の友人達は、
事件の巻き添えで亡くなった者や、
栄進した者もいた。
その出世した友は榊原采女。
かつて亡き新兵衛の妻が想い寄せた男だ。
お得意の権力抗争に巻き込まれる、
若き日の友人とのお話ですが、
今までの名作の良い部分を、
濃縮したような作品。
なるほど映画化に選ばれた訳です。
最近読んだ時代小説当りが多い。
くもりの日の影としなれる我ならば
目にこそ見えぬ身をばはなれず
「新兵衛、散る椿はな、残る椿があると思えばこそ、見事に散っていけるのだ」
でも、岡田准一ぢゃないんだよなぁ。。。。