交通事故死10年連続減少


交通事故死 → 7000人切る(2006.01.03)6000人切る(2008.01.03)5000人切る(2010.01.02)



朝から酒を浴びるように飲み、
箱根駅伝の母校の順位に一喜一憂して、
結局不貞寝をして、あっという間に一日が終わりました。
そんな訳で年始早々ネタがありません。



いつもは二年毎のお正月に、
この話題を取り上げておりますが、
来年おそらく4000人を切ることはないと思いますので、
今年もここに載せようと思います。



今日の警察庁の発表によると、
昨年一年間の交通事故死は、
前年比51人(−1.0%)減の4863人となり、
10年連続の減少であったものの、
この10年では最小の減少率。
そろそろ今のこの統計や、この規制・取締りでは、
すでに限界値に近くなったのかもしれません。



→ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110102-00000021-jij-soci




毎年書いております通り、
飲酒運転の厳罰化と、シートベルトの全席義務化、
そしていかに前年比を少しでもマイナスにしようと奮闘する、
都道府県の警察本部の取締り強化と、
エアバック等の自動車メーカーの安全対策によるものですが、
実はもう一つ要因があるんです。




これも毎回書いておりますが、
この「交通事故死」という統計は、
事故から24時間以内の死者しか数えていません。
ですから医学の進歩、つまり救急診療措置の技術が向上する毎に、
この「死者」数は、大幅に減少します。
たとえ24時間後に死亡した人が増加したとしてもです。




まったく"なんだかなぁ〜"な数字であるものの、
いつその当事者になってしまうかもしれないのが現実です。
ともかく自動車の運転とは、あの大きな鉄の塊を動かして、
いつ他人の命を奪いかねない、非常に責任重大な作業です。
けして他人事とは思わずに、つねに安全運転に努めましょう。
(なんでオレ、出張朝礼をここでやるか!?。)




ともかく今年も4863名の犠牲者に合掌致します。





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