「シアター!」・「シアター!2」・「有川浩脚本集 もう一つのシアター!」(メディアワークス文庫)


→ 「クジラの彼」(角川文庫)
→ 「空飛ぶ広報室」
→ 「ラブコメ今昔」(角川文庫)
→ 「フリーター、家を買う。」(幻冬舎文庫)
→ 「三匹のおっさん」(文春文庫)・「三匹のおっさん ふたたび」
→ 「レインツリーの国」
→ 「阪急電車」(幻冬舎文庫) ・DVD「阪急電車〜片道15分の奇跡〜」



第二次有川浩プチマイブーム到来中のおいら。
怒涛の"自衛隊モン"連荘を中断して、
古くからの"有川浩フアン"である
ファーマウンテンイチオシの、
シアター!」シリーズ全3巻を続けざまに読んでみました。



シアター! (メディアワークス文庫)

シアター! (メディアワークス文庫)

シアター!〈2〉 (メディアワークス文庫)

シアター!〈2〉 (メディアワークス文庫)



身近に演劇関係者が何人かいたもので、
役者として生きることの難しさと中毒性。
そし劇団を商業的に成功させることの困難は、
度々聞いており知っていました。



→ 俳優・田中しげ美について - 旧・元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】跡地
→ 「ロベルト清水」の検索結果一覧 - 旧・元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】跡地




このシリーズは、300万円もの負債を背負った劇団の、
元いじめられっ子だった主催者が、
しっかりものの兄に泣きつき、
二年期限で返済出来なければ劇団を潰すという条件で、
金を借りて、劇団再生に向けて全力を尽くすというストーリー。
声優として成功している新人女優を迎えて、
旧体質を打ち破りながらも、
古くからのメンバーとの確執、云々かんぬん。
そしていつもながらにその恋愛感情の交差する情景の巧さ。
また親子・兄弟関係といった、
喩え辛い微妙な言葉のキャッチボールを描く表現が絶妙。




実は「1」「2」ではまだその二年に至らず、
現在も未完のままになっています。
「もう一つの〜」は「1」の劇中劇の脚本化。
なんと元々このモデルだった劇団が、
実際に有川浩さんのこの脚本で、この演題を演じたとか。
完結作となる「3」も楽しみだけど、
その演劇も観たかったなぁ〜。なんて思っていたら、
事業所間の連絡便で、
ファーがこのDVDを送ってくれました。


DVD「もう一つのシアター!」




公式サイト http://anothertheater.com/









ありがとね。ファー、ちょっとしばらくお借りします。
楽しみ、楽しみ。o(^o^)o




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