開館時間 10:00〜17:00
休館日 月曜日(祝祭日の場合は翌日が休館)
577-0803 東大阪市下小阪3-11-18
公式サイト http://www.shibazaidan.or.jp/
実は今回の大阪出張で最も見学したかったスポットは、
東大阪の司馬遼太郎記念館と淀屋橋の適塾。
昨夜友人から半分無理矢理に東大阪の企業を紹介してもらい、
近鉄電車に乗って、河内小阪で途中下車して、
あくまでついでにこちらに立ち寄ってみました。
河内小阪駅で地図をもらいました。
南口、商店街のアーケード・スカイドーム小阪に、
この「司馬遼太郎記念館」の大きな表示があります。
ところどころに案内表示があるので、
地図がなくても迷うことはありません。
途中の中小阪公園には、
あの「二十一世紀を生きる君たちへ」の碑があります。
キャリーバックを引きずりつつも徒歩10分で、
目的の司馬遼太郎記念館に到着しました。
司馬遼太郎記念館入口です。
もちろんこの司馬遼太郎記念館の表札がありますが、
こちらは元々は本名「福田定一」さんの自宅だった場所です。
この通り「司馬遼太郎」の下に小さく(福田)と書かれた表札があります。
緑に囲まれた閑静な邸宅であったことが分かります。
邸内はもちろん未公開ですが、
庭越しに窓から書斎が公開されておりました。
書斎は死の寸前に書かれていて、
結局未完になってしまった、
「街道をゆく〜濃尾参州記〜」の、
執筆当時のままになっているとか。
庭にあるこの自筆の歌碑「花供養碑」は、
元々河内長野市のリゾート施設にあったそうですが、
平成十八年(2006)にここに移設されました。
記念館の入口とそのアトリウム。
展示室には蔵書6万冊の一部である、
2万冊が展示されておりました。
その量は圧巻の一言です。
大河ドラマに合わせてか、企画展、
「『播磨灘物語』と黒田官兵衛」展が行われていました。
自分のお土産に買ったのは、
司馬が小学六年生の教科書向けに執筆した、
「二十一世紀を生きる君たちへ」の記念館オリジナル版(1080円)。
小学五年生教科書の「洪庵のたいまつ」「人間の荘厳さ」も併記。
子供達に読ませたい名文です。