公式サイト https://www.toho.co.jp/movie/lineup/sekigahara-movie.html
さて本日も大人しくステイホーム。
朝から雨なので近所にちょこっとも、
チャリやバイクにも乗れませんので、
一日、写経と読書・映画鑑賞に費やしました。
→ 司馬遼太郎記念館
→ 司馬遼太郎終焉の地
→ 「二十一世紀に生きる君たちへ」
→ 「司馬遼太郎」関連の記事
さて今では冷静に、
「司馬史観」
なるものを理解しておりますが、
そもそも若い頃に歴史好きになった、
そのきっかけは間違いなく司馬遼太郎。
その司馬遼太郎の作品が
1999年公開の「梟の城」以来、
18年振りに映画化されると聞いた時には、
正直、心が躍りました。
それもあの大作「関ヶ原」です。
関ヶ原の戦いは過去に何度も、
映画、ドラマで取り上げらて来ましたが、
この司馬の作品「関ヶ原」も、
テレビドラマになっただけで、
他の作例も「戦い」自体を描いたものは、
実は日本映画史上初めてとか。
徐々に内容が明らかになるにつれて、
まず監督・脚本が原田眞人さんと聞き、
ちょっとがっかり。
そして出演がまたまた、
岡田准一さんと役所広司さん聞き、
正直興味はふっとびました。
いくら何でも日本映画同じ人に、
何でもかんでも頼りすぎ。。。
で、当然劇場にも足を運ばず、
最近このPrime Videoで、
無料になったもので、
遅ればせがら鑑賞した次第デス。
そもそも原作も、
家康を狡猾な悪者にして、
三成を正義バカに、
描いている傾向にありますが、
この映画はそれを更に強調した上に、
やや捻じ曲げているような感想を受けました。
加藤清正、福島正則ら、
七将の演出には悪意すら感じます。
また原田眞人さんはリアリティを追求し、
台詞は多少聞き取り辛くとも、
早口や訛りを緩和することのなく、
また戦闘シーンも泥臭い、
派手さのない演出をしていますが、
その割に会話で普通は、
口にすることをはばかられる
「諱」(いみな)が多用されていたり、
「西暦1600年9月15日」*1などと、
旧暦と西暦がごっちゃになっていたりと、
なんだかとっても中途半端。
その中でも一番がっかりしたのは、
道に自動車のものらしき轍が、
残っているように見えました。
(ワタシの勘違いかもしれません)
ただ東出昌大さんの、
小早川秀秋役だけは、
コトの事後なんですが、
東軍西軍どっちにつくか、
迷っているシーンが、
とってもgoodな、
優柔不断な金吾の演技。
「不義に負けた。許してたもれ」
には、大笑いさせてもらいました。
Cream - I Feel Free https://t.co/w2XSEz8Vb5 @YouTubeより#Day24 解散してほしくなかったバンドの曲#30DaySongChallenge pic.twitter.com/lXLy6p4b01
— makoto-jin-rei (@makotojinrei) 2020年5月16日
*1:慶長5年9月15日は西暦1600年10月21日