「小説 星守る犬」(双葉文庫)


→ 「一分間だけ」(宝島社文庫)
→ 「まぐだら屋のマリア」(幻冬舎文庫)
→ 「キネマの神様」(文春文庫)12
→ 「楽園のカンヴァス」(新潮文庫)
→ 「本日は、お日柄もよく」(徳間文庫)
→ 「原田マハ」関連の記事







さてこの作品はやはり犬を愛する主人公を描いていますが、
これはマハさんのオリジナル作品ではありません。





ナマケモノが見てた 1 (集英社文庫(コミック版))

ナマケモノが見てた 1 (集英社文庫(コミック版))





原作は私も学生時代に大好きだった、
ヤンジャンの伝説の動物漫画、
ナマケモノがみてた」の作者、
村上たかしさんが描いたこのコミック。





星守る犬

星守る犬





これは現代の「吾輩は猫である」ともいえる名作。
道端でないていた「ぼく」はみくちゃんに拾われて、
大好きな「おとうさん」と暮らします。
やがて「おとうさん」とみくちゃんら家族はバラバラになり、
「ぼく」と「おとうさん」は二人で旅に出ることになります。
結果的に「ぼく」は、その「おとうさん」の、
半年後にともに「星」になることになりますが、
その二人の最期をニュースで知った、
「私」がその二人の足跡を辿ります。
嗚呼、もう涙が止まらない。





お義姉さん、今週末にこの二冊を持って行きますね。
お互い犬を愛するものとして、是非読んでみてください。