住吉大社

摂津国一宮・延喜式内社(名神大社)・旧官幣大社別表神社
祭神 底筒男命中筒男命表筒男命(住吉三柱)、息長足姫命(神功皇后)
558-0045 大阪市住吉区住吉2-9-89
公式サイト http://www.sumiyoshitaisha.net/



→ 佃 住吉神社




住吉大社駅内案内  駅の住吉大社案内



午後イチには、
住吉区の企業とアポがありました。
住吉区といったら、
そりゃもう当然、
こちらにお参りしてしまう私。
全国に約二千三百社ある、
住吉神社の総本社、
摂津国一ノ宮、住吉大社




住吉大社前  一之鳥居




一之鳥居前に、
路面電車阪堺線が走っていて、
どこか昭和を感じさせる風景。




住吉大社御由緒  住吉大社境内地図




広大な境内。
そして長い歴史を誇る御由緒
神功皇后摂政十一年(211)、
神功皇后三韓征伐から帰還した際に、
この地の豪族の田裳見宿禰が、
住吉三神を祀ったことに始まるとされ、
後に神功皇后も祭られて、
現在は四柱になっています。



反橋(太鼓橋)  兎(卯)の手水



慶長年間に淀殿が寄進されたとされる、
かなり急な角度の反橋(太鼓橋)を渡ると、
左手の手水舎には珍しい兎(卯)さん。
一説によると創建(鎮座)が、
神功皇后摂政十一年(211)の、
卯年、卯月、卯日だったからとか。




二之鳥居  第三本宮・第四本宮



二之鳥居をくぐり入ると、
いずれも国宝に指定されている本宮が四つ。
右に息長足姫命(神功皇后)を祀る第四本宮。
左には表筒男命の第三本宮。
後で知ったことですが、
本来は第一本宮からお参りするのが順序らしい。



第二本宮  第二・三・四本宮の本殿



中筒男命の第二本宮をお参りして、
振り返ると第二・三・四本宮の本殿がみえます。



第一本宮  第一本宮の本殿



そして最後に、底筒男命の第一本宮。
確かにこの拝殿が一番荘厳で大きい造りになっています。



住吉御文庫   高庫



さて四つの本宮の域から出ると、
左手に享保八年(1723)建立の住吉御文庫。
第一本宮のちょうどすぐ裏には、
この高床式の高庫が二棟。



楠珺社  千年楠




この高庫のさらに裏に、
初辰さんとして親しまれている楠珺社。




巨大な楠




千年楠など巨大な楠が神木として祀られていました。




五所御前  五大力の石守の案内



第一本宮からみて向かって境内右側にある五所御前。
五大力の石守の案内がありますが、
とりあえず神仏に基本なるべくお願いをしない私はスルー。



石舞台と南門



石舞台は重要文化財に指定されている石舞台。
四天王寺厳島神社と並び「日本三舞台」の一つ。
奥には南門と回廊がみえますが、
回廊は豊臣秀頼の寄進とか。



種貸社




歴史のある大社ですから、
当然境内内外の摂社・末社は多数あります。
写真は倉稲魂命を祀る種貸社ですが、
なんと境内末社でありながら、
延喜式内社なんだって!!



誕生石  誕生石の案内



この誕生石は薩摩藩祖・島津忠久の誕生したといわれる場所。
今もこの通り"丸に十"の提灯が掲げられているということは、
現・島津家が守っている聖地なのかも。。。





島津忠久誕生石




しかし結局どれがその誕生石なのか、
正直ちょっと分からずに帰りました。




神館  池からみた太鼓橋