元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】

習志野在住東京勤務の千葉都民。神社仏閣・歴史散歩、カメラ、ロードバイクが趣味。ラーメン二郎(京成大久保店がホーム)・蕎麦が大好物。

「陽炎の門」(講談社文庫)



→ 「おもかげ橋」(幻冬舎時代小説文庫)
→ 「霖雨」(PHP文芸文庫)
→ 「銀漢の賦」(文春文庫)
→ 「螢草」(双葉文庫)
→ 「春風伝」(新潮文庫)
→ 「秋月記」(角川文庫)
→ 「無双の花」(文春文庫)
→ 「「いのちなりけり」「花や散るらん」(文春文庫)
→ 「柚子の花咲く」(朝日文庫)
→ 「川あかり」(双葉文庫)
→ 「蜩ノ記」(祥伝社文庫)
→ 「葉室麟」関連の記事




さて今日は、
これから半年ほどの間なくなる、
憂鬱なD番の最終日。
そんな訳で最近文庫化された、
葉室麟作品の二連発。



陽炎の門 (講談社文庫)

陽炎の門 (講談社文庫)



親友を切腹に追い詰めても、
冷酷非情に藩政を遂行し、
若くして執政に登り詰めた主人公の前に、
自ら介錯した親友の息子が、
仇討ちに現れる。。。



あれ?なんかそんな内容、
葉室麟さん、前にもありませんでしたか?
いつもお馴染みのドロドロとした権力争いの中に、
武士の矜持、友情と確執、夫婦愛が描かれていて、
他の葉室作品と混同しそうになりましたが、
この作品は葉室麟さんには珍しい、
大どんでん返しが二度あり驚きました。
帯に「著者最高傑作」とありますが、
なるほど納得です。
ただ「最高に好きか?」
と、聞かれればどうだろう?
「最高に引き込まれた」のは事実で、
これも寝る間を惜しんで、
二度読了してしまいました。