【秩父第十八番】白道山 神門寺

宗派 曹洞宗
本尊 聖観世音菩薩
ご詠歌 ただたのめ 六則ともに 大悲をば 神門にたちて たすけたまえる
368-0021 秩父市下宮地町5-15 



第十七番・定林寺から、
住宅地を西に進んで、
秩父鉄道の線路を渡り、
おなじみの国道140号に出ました。
これを北に向かうと、
左側にある第十八番・神門寺は、
実は初日の第一番に向かう途中に
すでにチェックしておりました。
「神門寺」と書いて、
「ごうどじ」と読むとか。





唐向拝の本堂





国道沿いに駐車場がある神門寺。
とても狭い境内に、
この本堂である観音堂と、
左には蓮華堂、休憩所、納経所、
右には不動堂ととても盛り沢山。
さて、正面の観音堂は、
天保年間(1830-1841)の再建ですが、
下の建物の大きさに比べて、
屋根と向拝が異様に大きく、
彫刻もとても見事で、
重厚な迫力があります。
その張り出した屋根の下が、
やはり回廊になっています。




回廊入口本堂裏の回廊




頭をぶつけてしまいそうな、
茶室のように低い回廊入口。
ここにもやはり仏像が並び、
第十七番・定林寺同様に、
ご本尊の御手とつながる、
「お手綱」があります。
通常、観音様は、
蓮華を持つ場合には、
普通、左手で持ちますが、
ここの本尊の聖観音は、
両手に蓮華を持っているとか。
ん...?
まさに両手に花とはこのことか?



不動堂  蓮華堂の九体の仏像




不動堂は小さなお堂ですが、
その向いの蓮華堂には、
釈迦三尊
(釈迦如来文殊菩薩普賢菩薩)、
阿弥陀三尊
(阿弥陀如来観音菩薩勢至菩薩)、
大日如来薬師如来虚空蔵菩薩と、
九体の仏像が祀られています。




第18番朱印






ゾウ、そこ19番ちゃうで18番や。