「まほろ駅前狂騒曲」(文春文庫)

→ 「まほろ駅前多田便利軒」(文春文庫)
→ 「まほろ駅前番外地」(文春文庫)




→ 「政と源」(集英社オレンジ文庫)
→ 「神去なあなあ日常」(徳間文庫)
→ 「神去なあなあ夜話」(徳間文庫)
→ 「風が強く吹いている」(新潮文庫)
→ 「光」(集英社文庫)
→ 「星間商事株式会社社史編纂室」(ちくま文庫)
→ 「木暮荘物語」(祥伝社文庫)
→ 「舟を編む」(光文社文庫)
→ 「三浦しをん」関連の記事









図らずも「三浦しをん」さんが続きましたが、
今回文庫化された最新作は、
町田市をモデルとした「まほろ市」を舞台に、
離婚の傷の癒えない便利屋を営む多田の元に、
高校の同級生だった行天が居候として転がり込んで、
数々の依頼にかかわりながら暮らす中で、
様々な人間模様が浮き彫りとなってゆく、
この「まほろ駅前」シリーズの第三弾。
帯には「大団円」とありますので、
どうやら完結編のようですが、
なにせ全二作を呼んだのは、
もう五年も前のことなので、
正直、細かい舞台設定や、
主人公二人以外の人物がほとんど思い出せません。



→ まほろ駅前多田便利軒 - Wikipedia




今まで二作は短編集でしたが、
今回は初の長編とか...。
一本目の映画はDVDで観ました。
二作目はほぼキャストをそのまま、
テレビドラマ化されていたんですね。
そしてこの三作目も、
三年前にすでに映画化されたもの。



まほろ駅前多田便利軒

まほろ駅前多田便利軒

まほろ駅前狂騒曲

まほろ駅前狂騒曲






最近の実写化って、
キャスティングで違和感を感じる作品が多いんですが、
このシリーズはなんか良く合っている気がします。
(ちょっと若すぎるような気もしますが...)





そんなかなり遅かった文庫化なもので、
お詫びのつもりなのか、
一番最近に発表された前日譚の短編、
「サンタとトナカイはいい相棒」が収録されています。
まだこの「まほろ駅前」シリーズは、
スピンオフとか、前日譚、後日譚と、
世界がいくらでも広がりそう。
いつまでも続けてほしいものです。