映画「ブレードランナー2049」

ブレードランナー2049

公式サイト http://www.bladerunner2049.jp/





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→ makoto-jin-reiの映画百選




ワタクシの最も大好きな映画の一本である、
昭和五十七年(1982)に制作された、
SF映画の金字塔「ブレードランナー」。








映画少年だった"厨房"時代に、
家族割引のあった映画館にて、
ロードショーで鑑賞し、
落雷のような衝撃を受けて、
その後、高校・大学時代、
そして社会人となってからも、
次々と発売された"オリジナル版"だの、
"完全版"だの"ディレクターズ・カット"だの、
はたまた"ファイナル・カット"だの、
ビデオ、DVD、Blu-rayを買い求めること、
四半世紀と十年を合わせたこの35年間。
おそらく二百回以上鑑賞していることでしょう。




ブレードランナー2049





そしてその「ブレードランナー」の続編、
ブレードランナー2049」が、
ついに公開されるとのことで、
日本公開初日の今日、
仕事終わりに映画館に立ち寄りました。
ん?、なんや年輩の客ばかりやね。
コレ十数年前のセックス・ピストルズの、
日本武道館公演と同じような、
同じ世代のユーザーのニーズを感じます。
(;´・ω・)




さて「ブレードランナー」ファンの間で、
永遠のテーマであったはずの、
デッカードレプリカントか?」否かどうか。
今回、その前評判では、
「論争に決着をみた!」とのことでしたが、
ワタシはまだそうは思えません。
原作のリドリー・スコットが監督を降り、
製作総指揮となった時点で、
正直あまり期待はしていなかったものの、
多くの名作の「2」が、
がっかり作品となって、
失望されたことと比べると、
しっかりと出来た続編であるとは思います。
ただ、生とは、人間とは、
知性とは、思考とは、と、
あまりにテーマを広げてしまい、
ん?、最近の「猿の惑星」シリーズか、
はたまた「ターミネーター」か、
「her/世界でひとつの彼女」か、
いや「エクス・マキナ」かと、、、
盛り沢山で目が回り驚きました...。




→ 映画「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」
→ DVD「her/世界でひとつの彼女」
→ Prime Video「エクス・マキナ」
→ 「ターミネーター」関連の記事






何よりも前作の世界観が、
ほぼ失われていなかったことは評価しますが、
前作のオマージュや伏線があまりに気になりまして、
純粋にストーリーを楽しみことが出来ませんでした。
前作をあれだけ繰り返し観ているワタシですら、
全体ではかなり難解に感じたので、
おそらくこの作品は興業的には、
あまり成功しないのではないかと、
正直懸念しております。




・・・てか前作も「E.T.」と公開が重なり、
あんまりヒットしなかったんですけどね。
(´-ε-`)




日曜日の休日出勤の後に、
もう一回観てみようかなぁ...。