「黒澤明 DVDコレクション」27『醜聞』

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黒澤明 DVDコレクション」 
→ 1『用心棒』
→ 2『七人の侍』
→ 3『赤ひげ』
→ 4『椿三十郎』
→ 5『天国と地獄』
→ 6『羅生門』
→ 7『乱』
→ 8『隠し砦の三悪人』
→ 9『生きる』
→ 10『蜘蛛巣城』
→ 11『醉いどれ天使』
→ 12『野良犬』
→ 13『静かなる決闘』
→ 14『悪い奴ほどよく眠る』
→ 15『影武者』
→ 16『生きものの記録』
→ 17『どですかでん』
→ 18『どん底』
→ 19『わが青春に悔いなし』
→ 20『素晴らしき日曜日』
→ 21『白痴』
→ 22『姿三四郎』
→ 23『續姿三四郎』
→ 24『デルス・ウザーラ』
→ 25『八月の狂詩曲』
→ 26『一番美しく』

黒澤明監督作品と「スター・ウォーズ」シリーズ 
→ その一その二
→ 「黒澤明という時代」(文藝春秋)
→ DVD「羅生門」その一
→ DVD「生きる」・「赤ひげ」
→ DVD「一番美しく」
→ 「黒澤明」関連の記事






毎日毎日バタバタしていて、
三連休明けの1月15日(火)に、
発売されていたコチラを、
今日まで買い忘れておりました。
この「黒澤明 DVDコレクション」も、
今号を入れて後残り4本。
折角なので最後まで、
ブログに載せます。



現代ではもはや何の、
違和感すらありませんが、
『醜聞』と書いて、
「スキャンダル」と読みます。
昭和二十五年(1950)公開の、
第10作目の黒澤明監督作品。
東宝争議の為、
他社で作品を撮っていた黒澤が、
初めて松竹で製作した社会派ドラマ。
当時から問題になりつつあった、
過剰で無責任なマスコミの取材。
黒澤が電車の雑誌広告の、
センセーショナルな見出しを見て、
不愉快に思い製作のヒントにしたとか。
この公開からもうすぐ69年。
作品を通していくつもの、
社会問題を提起して来た黒澤明ですが、
残念ながらこの問題は、
今も「文春砲」など、
全く変わりがありません。