八街神社 (千葉県内ライダーズ神社第二号)

祭神 須佐之男命・稲田姫命大己貴命
289-1113 八街市八街へ217




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Facebookの友達の投稿で、
八街に千葉県内二社目の、
ライダーズ神社があることを知りました。
PCX150でプチソロツーリングでお参りします。
まずは習志野市内から、
徳川家康の鷹狩の道である、
お馴染みの御成街道で東を目指します。









おなりみるく工房  おなりみるく工房とPCX150



チャリでもオートバイでも、
御成街道を走れば、
大概、立ち寄っているのは、
千葉酪農農業協同組合が運営する、
おなりみるく工房です。



→ 「おなりみるく工房」関連の記事




購入したアイス  バニラアイス




今日はベーシックな、
バ二ラアイスにしてみました。
バ二ラの香料はさほど強くありませんが、
牛乳の美味さがダイレクトに伝わる、
素材の活きたミルクアイスです。




頂戴したシール




ワタシに似つかわしくない、
可愛らしいシールを頂戴しましたが、
我が家にはこれを喜ぶ妻も子もおりませぬ。
(^^;)









おなりみるく工房の先で、
千葉市から八街市内に入りました。
八街の田舎道をただひたすらに走ります。




八街神社の鳥居とPCX150




さて、八街神社にトウチャコしました。
ここでこの八街市の八街(やちまた)ついて、
簡単に説明致します。
何度かこのブログで触れておりますが、
江戸時代、現在の千葉県北部には、
小金牧と佐倉牧という、
軍馬育成のための牧があり、
小金原と総称されておりました。
この小金原が明治二年(1869)に、
士族とその使用人の生活と社会の安定の為、
東京府管轄で開墾が開始されますが、
開墾入植の順に下記の地名がつけられます。
ここはその八番目に当たる八街です。

初富
二和
三咲
豊四季
五香
六実
七栄
八街
九美上
十倉
十余一
十余二
十余三

八街神社とPCX150  ライダーズ神社のノボリ




参道に「ライダーズ神社」の幟がありますが、
「八街神社」の歴史も、当然明治以降のものです。




八街神社  八街神社社殿改築記念碑




八街神社社殿改築記念碑の由緒と、
ワタシの手元にある蔵書、
千葉県の歴史郷土資料等を、
総合してまとめますと、
この八街神社は、
明治五年(1872)、
武蔵国北足立郡*1出身で、
八街、三咲、九美上などの開墾を、
率先して行った西村郡司氏が、
西村家の氏神である、
大宮氷川神社の分霊を勧請。
明治六年(1873)に官許を得て、
八街神社となりますが、
明治十二年(1879)に、
戸長の大久保正雄氏と西村氏が、
氷川神社の神官を、
再度招いて遷座祭を斎行。
明治十三年(1880)氷川神社の本社より、
改めて遷座を行って、
この辺り一帯の鎮守となりまして、
明治二十七年(1894)、
西村家の土地提供により、
現在のこの場所に、
遷宮されたもののようです。





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拝殿  本殿



社殿は、上記の、
明治二十七年(1894)に。
建立されたものが、
110年が経過して、
老朽化したところに、
平成十四年(2002)、
台風で甚大な被害を受け、
改築を決定して、
浄財を募ります。
平成十八年(2006)、
旧社殿から新社殿へ遷座
平成十九年(2007)、
境内整備、付帯工事が完成します。




授与所  ライダーズ神社設立趣旨



社務所の授与所窓口横に、
「ライダーズ神社」の、
設立趣旨が貼られていました。
なぜ、ここ八街神社なのか?、
正直よく分かりませんが、
あんまり難しいことは、
考えるのは止めておきましょう。
この他のオートバイ神社の全てが、
なぜこここなのか?、
正直良く分かりません。(;^_^A




鉄馬ステッカー  授与された鉄馬ステッカー



さて、折角ですので、
CB400SBに乗る甥の分も含めて二枚、
交通安全御守の、
鉄馬ステッカーを授かりました。
ワタシのPCXのグローブボックスには、
地元氏神様の二宮神社の、
小さな交通安全の札が貼られていますが、
ご祭神の三柱がご一緒なので、
安心して貼ることが出来ます。
が、一体どこに貼ればいいのか?、
デザイン的にちょっと迷ってます。




柳沢・小間子 両牧境の大土手  柳沢・小間子 両牧境の大土手の案内




さてこの八街神社の境内北側には、
柳沢・小間子 両牧境の、
大土手が現存しています。
この小金原は幕府が軍用馬の確保の為に、
半野性の野馬の放牧を行っていたものです。
この土手はその馬の放牧を隔てていたもので、
他にもいくつか土手は現存しております。








柳沢・小間子 両牧境の大土手とPCX150  柳沢・小間子 両牧境の大土手



先ほど小金原は、
小金牧と佐倉牧に分かれると申しましたが、
西が小金牧、東が佐倉牧と分かれるんですが、
更にこの佐倉牧が、

油田牧、矢作牧、取香牧、
内野牧、高野牧、柳沢牧、小間子牧

に、分かれていました。
この土手はその柳沢牧と、
小間子牧の境にあったものです。




麻布菊園とPCX150  麻布菊園




さて、今回もお土産は、
御菓子司・麻布・菊園です。
元は東京の麻布十番にあったお店で、
初代店主は宮内庁大膳職だったという、
ある意味「宮内庁御用達」のお店です。




御菓子司 麻布 菊園 その → 





購入した御成わらび餅




実家、義実家の分を含めて、
わらび餅を六個を購入。
前回はトップボックスが、
きな粉だらけになったので、
今回はジップロック持参でございます。




わらび餅を食す




このわらび餅、
マジにうんまいんデス。














*1:現在の埼玉県