出島のシイ (旧出島村 長福寺跡) 〜カローラツーリング試走ドライブ②〜

茨城県指定天然記念物
宗派 真言宗豊山派
本尊 阿弥陀如来
300-0204 かすみがうら市下軽部289




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佐原の町



さて、茨城県神栖市波崎から、
一旦お昼ドキに千葉県に戻りまして、
ランチは佐原の鰻にするつもりでしたが、
予想以上にどちらのお店も大行列で、
中にはもうランチタイムの受付が、
終わっている店もありました。





仕方がないので、
次のかすみがうら市の、
巨木探訪に向かいながら、
どこかランチに伺うつもりでしたが、
大手チェーン店のラーメン店すら、
全て大行列の有様で、
コンビニでアイスモナカを齧り、
空腹を紛らわせました。



旧長福寺とカローラツーリング  出島の椎と長福寺の案内板




てな訳で、午後1時に、
コチラの「出島のシイ」のある、
旧長福寺に到着しました。
元々は真言宗豊山派の、
巨刹だったようですが、
現在は廃寺になってしまったようです。



百堂巡礼の札




この地域で新盆を迎えた家は、
札を100枚用意して、
コチラを含めた近隣の、
百堂を巡るそうで、
山門や境内の至るところに、
この白い札が貼り付けられています。


出島のシイ1  大師堂の本尊



コチラも先ほどの「波崎の大クス」同様に、
ぐるりとお大師様が取り囲んでいますが、
樹の前の小祠にはご本尊?らしき、
弘法大師像が祀られていました。



出島のシイ2  出島のシイ3
出島のシイの幹4  出島のシイ5



樹齢は推定700年、
幹の周囲は7.0mで高さは15m。
コチラも凄い迫力だなぁ。


出島のシイの上部6  石碑を飲み込む



ただ、上部にはなんどか太い幹を、
ブチんと剪定したような形跡があります。
大正八年(1919)建立された出羽三山碑を、
樹が飲み込んでしまいそうです。



本堂だったと思われる建物



本堂だったと思われる、
山門正面の建物は、
雨戸が閉まっていて、
長く空き家のままの状態のよう。




宝篋印塔  宝篋印塔の建造年



この立派な宝篋印塔には、
「寛政九丁巳」と見えますので、
西暦1797年の建立のようです。




旧長福寺とカローラツーリング



しかし、雨水が溜まった、
手水鉢から発生しているのか、
あまりの蚊の多さに困りました。
もっとゆっくり参拝したかったんですが、
逃げるようにして車に戻りました。
が、しばらく車内に、
大量の蚊が入り込んで往生しました。



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