・・・って、メールを頂きました。すみません。
確かに説明不足だったと思います。
まずは「掃苔」のよみかたです。
これは「そうたい」と読みます。
言葉の意味は苔(こけ)を掃除することです。
墓石に生した苔を剥がし墓碑を読み故人を偲ぶことを表しています。
「展墓」(てんぼ)という言葉もあります。
なんだかんだ言ってもつまりこれは、
故人のモニュメントである墓を訪ね、お参りして
故人との擬似面談を楽しみことにあるのです。
絶対にもう会えることのない人たちに
直接会えたような感覚があるんですよ。なんとなく。
掃苔を語るとキリがないのでお薦め本の紹介でしめますね。
あの人の眠る場所(ところ)―東京のお墓めぐり (ぽけっと東京)
- 作者: ブルーガイド編集部
- 出版社/メーカー: 実業之日本社
- 発売日: 2001/02
- メディア: 単行本
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ただしこの手の本では「元祖」的なもので古いので、
現在では非公開になっているお墓もありますので注意してください。
- 作者: 人文社編集部
- 出版社/メーカー: 人文社
- 発売日: 2002/11/01
- メディア: 大型本
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一度はお参りしたい、あの人のお墓―東京・鎌倉近郊墓地詣で (別冊太陽―日本のこころ)
- 作者: 岩井寛
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 1999/04/01
- メディア: ムック
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故人の死の「その日」の模様が記されています。
さぁ「あの人」に会いに行きましょう。
ただしマナーは守りましょうね。