国指定重要文化財
本尊(？) 聖像(イコン)
宗派 日本ハリストス正教会
101-0062 千代田区神田駿河台4-3-1
公式サイト http://www2.gol.com/users/hrc/
正教会公式サイト http://www.orthodoxjapan.jp/
御府内八十八ヶ所を、
順打ち巡礼してから始まったこちら。
結願後、東京十社から神社にも訪れて、
神社仏閣ブログを名乗りましたが、
今ではその他、なんでもありで、
訳の分からないブログになってしまいました。
・・・すみません。
なんと今日はその「極み」、
「東方正教」の教会をお参りしました。
明治二十四年(1891) 竣工、
関東大震災で上部が倒壊したものの、
昭和四年(1929) 復興。
「東京新名所」にも選ばれているこちらですから、
近くを通れば目立ちますし、
事実皆さんお見かけすることは多いことでしょう。
実は、洗礼やお祈り以外でも、
火曜〜金曜の午後に、
聖堂内に拝観することが出来るんです。
明治政府のお雇い外国人、
建築家ジョサイア・コンドルの作品です。
文字通り、日本に骨を埋めた人です。
(墓は護国寺にあります。)
「掃苔」なんてものを趣味にしていると、
偶然お墓にお参りしてから、
後でその墓の主の功績を調べるという、
一般とは違う順序になったりするんですが、
私にとってコンドルさんはまさにそれでした。
旧岩崎邸や開東閣、
そしてこのニコライ堂を見ていると、
かの鹿鳴館が是非見たかったと、心から思います。
さて、こちらの聖堂内への拝観ですが、
拝観維持費、ろうそく代として、
志納金300円以上が求められています。
写真撮影は一切禁止です。
中央に巨大なシャンデリアが浮かび、
正面には荘厳な聖像(イコン)が鎮座？します。
原色や金色が多用されている祭壇？を眺めていると、
密教の密壇に似ているような錯覚を覚えます。
人の祈りの方向としては、
似ていて当然なのかもしれませんね。
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