「切絵図・現代図で歩くもち歩き 江戸東京散歩」

切絵図・現代図で歩くもち歩き江戸東京散歩 (古地図ライブラリー (別冊))

切絵図・現代図で歩くもち歩き江戸東京散歩 (古地図ライブラリー (別冊))



ネタ切れなんでまたまた私の歴史散歩の七つ道具の紹介です。



これは江戸時代の切絵図30枚と同じ場所の現代地図が
簡単に対比出来るようになってます。
値段を抑えるためか紙質が良くないのですが、
たった1600円ならば納得の逸品です。
(私のこの本の初代はボロボロになったので現在はニ代目です。)
切絵図は当時でも一枚124文していたといいます。
16文そばを500円として換算すれば116,250円と大変高価な情報です。
暇な時、現在の航空写真地図を見比べると、
なんと!!商家や一部の武家屋敷に同じ苗字が見られます。
また神社仏閣の数は大変少なくなっています。
たとえ現存していてもみな元の半分以下の面積になっちゃっていますね。



江戸の町、庶民は驚くほどに少ない面積に密集して住んでいます。
ほとんど武家屋敷の隙間に住んでいるようなもんです。
ここに木と紙で出来た長屋が密集しているなかで
薪を燃やし火をつかい、油を燃やし光をとっているんですから、
火事が何よりも恐ろしかったわけです。





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