宗派 浄土真宗本願寺派
本尊 阿弥陀如来
106-0046 港区元麻布1-6-21
公式サイト http://www.azabu-san.or.jp/
近くを通ったので
久しぶり都内最大の銀杏に会いたくなり寄ってみました。
こちらが変わっているのはその歴史。
現在は浄土真宗本願寺派なんですが
開山はなんと弘法大師空海であるとの伝説があるのです。
確かに昔は真言宗のお寺だったようです。
門前には空海が持っていた杖を突き差し、涌きださせたという泉、
「柳の井戸」が残り、今も渾渾と水を生み出しています。
天災や戦災に多くの人の喉を潤しました。
杖伝説第二ラウンドは親鸞の出番です。
親鸞がこちらの境内に杖を突き差し、
根が生えついたのが、この逆さイチョウの大樹です。*1
樹齢七百七十余年。
巨大な生命体に前に立てば、なんと我々の儚いことか・・・。
何がなんだか分からず感動してしまいます。
空海VS親鸞の杖勝負。
どちらも甲乙付けがたい好勝負でした。
幕末ここはアメリカ公使館となり、あのハリスがここに住みました。
それを記念し日中友好の「ハリスの碑」は太平洋戦争中、
撤去を命じられ、土に埋め隠しました。
戦後に掘り出されて今も残る奇跡です。
本堂は戦火に燃えてしまい、
現在の本堂は昔の京都の東本願寺の元の本堂で
後に河内八尾へ移築され別院であったものを
譲り受けて再び移築したものだそうです。
どうりでこの辺りのお寺にしては歴史を感じさせる建築物だと思ってました。
このブログ初の浄土真宗ーっ!!