本尊 鉄造聖観世音菩薩
宗派 聖観音宗
103-0013 中央区日本橋人形町1-18-9
江戸三十三観音の第三番のこちら。
偶然、前を通りかかったら、
人形町商店街の主催するの「花祭り」のイベントをやっていました。
ポスターをみると、「ご本尊特別開扉」とのこと。
通常は月に一度17日のみのご開帳。
なかなかその日に合わせて来る事も難しく、
私は一度もそのご尊顔を拝したこともなかったので、
近くのコインパーキングに車を停めてお参りしてみました。
さてこちらのご本尊の聖観世音。
なんと巨大なお首だけ・・・。
源頼朝が幕府を開いたとき、
京都の清水観音に帰依していた妻の北条政子は、
鎌倉に「新清水寺」を創建し、
鉄造(実際には銅らしい・・・)の巨大な観音様を建立しました。
正嘉二年(1258)にこの寺は火事で焼失しますが、
江戸時代になってその地の井戸から発見されたのが、
こちらの観音様のお首と蓮座の一部でした。
元禄十二年(1699)からその井戸の西向いの地に鉄観音堂を建て祀られますが、
やはり明治の廃仏毀釈で由比ガ浜に捨てられそうになったものを、
明治九年(1876)現在のこの地に勧請して奉祀したのがこのお寺なんですって。
してそのご本尊。
本堂は暗く目を凝らしたんですがよく伺えませんでした。
境内ではなぜか無料でスピードくじを引かせてもらえます。
・・・なんと五等当選!!。
わおーっ、でっかい「ほうじ茶」を戴きました。
他にもお菓子をいっぱい戴きまして、
ありがとうございました。
参考;[江戸33]のご朱印
← ありゃりゃこりゃりゃ。