意富比神社 (船橋大神宮) 〜船橋大神宮灯明台〜

船橋大神宮

祭神 天照大神
273-0003 船橋市宮本5-2-1




今日は代休。子供が学校に行っている間に、
義父の墓参りに行きました。
本当は、義父に孫の成長を報告すべきところですが、
なんせ巨大な船橋市の市営霊園ですから、
お彼岸の休日に行けば大混雑に巻き込まれてしまいます。




帰り道電柱に、
船橋大神宮」の案内が書いてあるのを見かけました。
船橋大神宮といえば、この辺りでは、
前にも紹介した二宮神社とならび、
延喜式内」の歴史ある神社です。




私、自分の七五三はこちらだったようですが、
その後32年間、一度もお参りしたことがありません。
もちろんまったく記憶にもありません。
ちょっくらお参りして、
32年間の無事をお礼しましょう。



意外に狭い境内です。
社殿は戊辰戦争で燃えてしまい、
現在のものは明治十三年(1880)頃の再建だそうです。



東征していた日本武尊が創建したと伝わります。
源義家源頼朝や、徳川家康明治天皇の厚い信仰を受けました。
鎌倉時代には日蓮がここで断食し、
曼陀羅と剣を奉納したともいわれています。
家康の上覧相撲に始まる奉納相撲は今も行われています。
立派な土俵がありました。

日露戦役記念碑 大山巌揮毫   

  

境内にある日露戦役記念碑の揮毫は、
とっても丁寧な楷書なんですけど、
誰が書いたのか見てみれば大山巌元帥でした。
あの人顔に似合わない字を書くんですねぇ。

灯明台 

境内奥に、よーく見ないと分からないんですけど、
木立の隙間に、六角形の灯明台が見えます。
明治十三年(1880)に地元の有志によって建てられた、
木造三階建ての現存する最大の民間灯台です。
お正月の三が日だけ一般公開されているそうです。
当時石油によるこの灯台の光は11kmに及んだそうですが、
今や海は遠くになってしまいました。



青木竹工 
大神宮の鳥居のすぐ横に、
青木竹工さんという竹細工のお店がありました。
竹細工
かみさんなんだかいろいろ買い込んでいましたが、
子供達のお土産はこの竹の虫かごです。




にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ
人気ブログランキングへ ← 歴史ネタでも千葉はダメ・・・。