国指定史跡 鎌倉大仏殿跡
宗派 浄土宗
本尊 阿弥陀如来(国宝)
248-0016 鎌倉市長谷4-2-28
今回は坂東霊場だけに留めるつもりでしたが、
やっぱり【大仏】カテゴリーの為に、
どうしてもお参りしたくなって、
長谷寺から歩いて来ちゃいました。
鎌倉大仏についても何度か書いていますので、
詳しくはこちらをご覧ください。
この肩に今も大仏殿倒壊時の、
津波の傷跡が残っているそうです。
大仏の周りにあるこの巨大な円形の岩は、
拝観者のベンチ代わりになっていますが、
そもそもは倒壊した大仏殿の礎石だったものなのです。
背中に扉が付けられたり、
内部に入れるようになったのは、
関東大震災で被害を受け、
その修復をしてからのことです。
中から上を仰ぐと、痛々しい修復の跡が見えます。
これが、阿弥陀様をお釈迦様と間違えた、
与謝野晶子の句碑です。
鎌倉や みほとけなれど釈迦牟尼は 美男におわす 夏木立かな
あまり知られていませんが、
大仏さまの裏手には、
鎌倉三十三ヶ所観音霊場、
第二十三番札所の観月堂があり、
なぜか徳川秀忠が所持していたとされる、
聖観音が安置されています。