特別展「東大寺大仏 天平の至宝」東京国立博物館 その九

西郷隆盛像

光明皇后一二五〇年御遠忌記念
2010年10月8日(金)〜12月12日(日) 
110-8712 台東区上野公園13-9 東京国立博物館 平成館 
博物館公式サイト http://www.tnm.jp/ 
特別展公式サイト http://todaiji2010.jp/




東京国立博物館 → その一その二その三その四その五その六その七その八
→ 「上野公園」の検索結果一覧 - 旧・元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】跡地




三連休の二日目も雨の予報です。
しかし朝9時にはほとんど止んでいるじゃん・・・。
・・・一昨日から始まった東博東大寺の特別展。
招待券を貰っていますので、早速伺って観ましょーか。
発作的に独り、京成大久保駅から京成電車へと飛び乗ります。




満開の萩と東博本館





萩の花満開の東博こと、東京国立博物館
先日記事にした国宝の内、最多の87件を所有する、
日本国内最古最大の博物館。



→ 「国宝」を特集した最近の雑誌二冊について - 旧・元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】跡地





特別展 展示  平成館



また数々の国宝を東京に招聘したこちらですが、
さすがに"奈良大仏"だけはちをょっくら不可能のようです。



チラシの裏写真



代わりにと言っては失礼ですが、
大仏殿前の、巨大な国宝・八角燈篭と、
やはり国宝・誕生釈迦仏立像及び灌仏盤が上京しました。




第一章には「東大寺のはじまり〜前身寺院と東大寺創建」。
多くの特別展で大行列となる最初の展示は、
出土したいう瓦がずらずら・・・。
第二章「大仏造立」に、巨大な西大門の勅額がどーん。
そしてここに今回の主役級の、
「誕生釈迦仏立像及び灌仏盤」、
八角燈篭」、「良弁僧正坐像」、
快慶作「僧形八幡神坐像」が皆、陳列しました。
第二会場に移り、お次はVRシアター。
ここで上京不可能な奈良大仏をバーチャルで体感させてくれます。
第三章は「天平の至宝」。
第四章「重源と公慶」の最後の最後の大トリに、
私のお目当ての、あのアフロ阿弥陀の一つこと、
奈良・五劫院の五劫思惟阿弥陀如来坐像です。



→ 特別展「奈良の古寺と仏像〜會津八一のうたにのせて〜」 三井記念美術館 その二 - 旧・元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】跡地



東大寺のアフロ阿弥陀さんよりもかなり大きな、
五劫院のグレート・アフロ、ミスター・アミターパ・・・。
・・・感動しました。
五劫こと、ビックバンよりも前の216億年間、
我々衆生を思惟して下さった阿弥陀様。
どうやら運動不足のようで、
このアフロさんは皆ちょっとお顔がむくんでいます。
・・・と、いうことは食事はちゃんと採っているんですねぇ〜。
う〜ん・・・、これぞ健康の秘訣です。



今日購入した土産



今日買ったお土産は、阿吽の金剛力士のクリアファイルと、
四天王の長いポストカード、そして、このアフロ阿弥陀さん。




二大アフロ阿弥陀絵葉書




前回のアフロ阿弥陀さんと並べて、
しばらく本棚の中に飾ります。




原寸大、奈良大仏の手の展示  準備中の花祭りコーナー



特別展はほとんど撮影不可ですが、退場口の右に、
実物大の奈良大仏の右手と、
花祭りの体験コーナーがありました。
しかし、花祭りとはお釈迦様の誕生日。
イエス・キリストでいえば、クリスマスのことですから、
"クリスマス体験コーナー"であればなんだかなぁ〜なスポットです。



加藤清正 片鎌槍  高村光雲 老猿




さて今日は一人なので、独り言さえ言わなければ、
間違っても"いつの間にかガイドさん"状態にはなりません。
久しぶりに常設展を堪能しました。
さて、こちらの東博の常設展は、
「写真撮影不可」の表示がない展示は、
実はフラッシュなしであれば写真撮影が可能です。
これは加藤清正が朝鮮征伐にも持参したという伝説のあの「片鎌槍」と、
明治時代の製作ながら国の重文にも指定された高村光雲の「老猿」です。



→ http://bunka.nii.ac.jp/SearchDetail.do?heritageId=77326




表慶館  表慶館内 ドーム




東洋館が改修中で、この表慶館が、
今現在、アジアギャラリーとなっています。





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