101-0047 千代田区内神田1-9-10
今は昔・・・、
伝説の「ラーメン二郎町田店」の店主は、
空手の有段者だったそうです。
人気絶頂の「町二郎」を突然、閉店した彼は、
故郷の静岡県富士市に、陶酔する大山倍達の姓をもらい、
「らぁめん大山」(たいざん)を開店します。
「桜海老」をそのシンボルに、
二郎を知らぬ、静岡の地で、
たちまち人気店となった「らぁめん大山」。
川崎店、中里店と次々と支店を展開し、
今回この5月に、都心は神田に支店を開店。
いわば二郎本拠地の都内に錦を飾りました。
ラーメン二郎を控えている身とはいえ、
「らぁめん大山」未体験の私です。
昼は「塩」と「つけ麺」、
夜は「とんこつ」中心のメニューと聞きます。
嫌がるタヤパンを無理矢理拉致し、
今日の夜、伺ってみました。
「特とんこつ」(700円)
二郎の麺ではない、
長浜トンコツのようなボキボキの細麺に、
長方形のトロチャーシューが二枚、
わずかなモヤシにワケギをちらし、
大き目の海苔が添えられています。
出汁は二郎のそれに近いトンコツと甘み、
ただ、カエシは薄く、塩トンコツといったところか。
ただし、とにかくサイズが小さい・・・。
丼はまるでちょいと大きなご飯茶碗のよう。
スープがぬるかったのもマイナスです。
まぁ「大山」に「二郎」を期待するのは間違いですよね。
「二郎」を知らぬ人が偶然食べたとすれば、
なかなか美味いラーメン屋であると感じるのかもしれません。
ただし、ちょっと値段、高すぎます。