「ぶっせん」(上・中・下)

ぶっせん 上 (F×comics)ぶっせん 中 (F×comics)ぶっせん 下 (F×comics)




シュバルツカッツェさんお薦めのコミックを読んでみました。
「ごくせん」ならぬ「ぶっせん」です。




三宅乱丈さんのデビュー作。
元々は平成十一年(1999)年から平成十三年(2001)まで、
週刊「モーニング」に連載されたもので、
講談社からは単行本が全6巻で発刊されていましたが、
こちらは太田出版から復刊された上中下巻の全3巻です。




隣接する貧乏寺の臨済宗(?)「仏物専寺」と、
金持ち寺の真言宗(?)「金々腹寺」。
「仏物専寺」は寺再建の為、
起死回生の一手として、
修行僧からの入学金・授業料を目当てに、
仏教専門学校「ぶっせん」を開校する。
学校という名につられるように集まった、
個性豊かな様々な学生達。
授業、単位と称して修行をすすめることになるが、
「仏物専寺」を取り潰したいお隣の「金々腹寺」は、
その動向を探る為、純真だがちょっと○の足りない、
修行僧・正助を、スパイとして送り込む。
しかし入学申し込みの住所は紛れもない「金々腹寺」。
「仏物専寺」は、スパイと知りつつも、
入学金・授業料を目当てに、正助を受け入れる。




そんな舞台で繰り広げられるドタバタギャグ漫画なんです。




まぁ、ギャグ漫画ですから、
滅茶苦茶ではあるものの、
所々に、お寺の事情やら、
禅問答なんかが散りばめられていて、
思わず噴出してしまう表現がいっぱいです。




あはは、面白かった。




シュバルツカッツェさん、ありがとうございました。




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