西國三十三所順打ち巡礼記

旧・元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】

松林山 大圓寺

本尊 釈迦如来
宗派 天台宗
153-0064 目黒区下目黒1-8-5




タヤパンと二人。
新規顧客獲得の為、
目黒を訪れました。




目黒駅に程近い、大円寺
「あ、そういえば、タヤパン?。
このお寺って、昔二人でお参りしたね。」
それはおそらく三年以上前ものこと。
その頃おいら、ブログは始めていたかもしれないけど、
あの頃は、御府内八十八ヶ所以外のお寺の記事は、
まったく書いていなかったからねぇ。
まさか数年後、何でもありブログになろうとは、
その頃まったく想像しなかったことであります。




改めて二人お参りしてみました。
目黒駅から、行人坂を下り進むと、
まずはこの祠が目につきます。




目黒川架橋供養勢至菩薩堂 勢至菩薩石像




宝永元年(1704)、西運という僧が、
浅草寺目黒不動に毎日参詣し、
これにより江戸市民の報謝を受けて、
目黒川に架橋したことから、
勢至菩薩を祀った祠なのだそうです。




本堂




この寺自体はは、寛永年間(1624〜1644)に、
湯殿山修験道の行者も大海が創建したと伝わります。
明和九年(1772)の明和の大火の火元となった寺であることから、
なかなか幕府から再建の許可が出ず、
幕末近い、嘉永元年(1848)になって、
ようやく薩摩藩主・島津斉興の帰依によって、
やっと江戸のその菩提寺と認められてから、
その再建を許されたそうで・・・。




生身の釈迦如来堂



本堂左隣の、釈迦如来堂には、
本尊の「生身の釈迦如来像」と呼ばれる、
写実的な清凉寺式の木造釈迦如来立像が安置されています。
これは旧国宝であり、現在の国指定重要文化財です。
残念ながら秘仏のようですが、
直近では、来月20日にご開帳があるようです。
都合が合えば是非伺いたいね。タヤパン。




五百羅漢と湧水 石仏群五百羅漢像




お寺の北側左手には、この湧水を中心とする、
拈華微笑を表している釈迦と弟子達と五百羅漢石像。
あまりの迫力に圧巻です・・・。




とろけ地蔵尊




この「とろけ地蔵」はなぜ「とろけ」ているのか、
ちょっと取材不足でよく分かりませんでした。




阿弥陀堂




本堂右手には、立派な阿弥陀堂
覗き見ると、丈六を満たすような、
大仏級の阿弥陀三尊が伺えますが、
残念ながら、お顔までは伺えませんでした。







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