西國三十三所順打ち巡礼記

旧・元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】

支那そば温洲軒 その五 (閉店)

今日の温州軒

160-0007 新宿区荒木町8
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支那そば 温洲軒 その → 




朝も早よから、
新宿の担当得意先の女史がなぜか怒っています。
誤解なのは明白ですが、
電話ではなかなか説明が出来ません。
当事業所は、この年明けと株主総会が、
最も追われる繁忙期です。
職員は皆、外出をせずに、
電話応対にてんやわんや。
抜き足差し足で事務所を出て、
そーっと丸の内線で新宿駅に向かいました。




誤解はすぐに解けました。
また丸の内線で、霞ヶ関駅へと戻ります。
「次は四ツ谷三丁目。」という車内のアナウンス。
「温州軒が近いなぁ。」
時計を見ればもうすぐ開店のはずです。
思わず反射的に途中下車です。




しかしさすがにラーメンの連食は気がひけます。
そうだ、カレーを食べよう。
温州軒はカレーも絶品なのです。
前回食べたのはいつのことだっただろう。
もちろん移転前のことで、
あれは確か結婚前・・・。
15年も前のことです。




カレーライス(700円)




さて、これがそのカレーライス(700円)です。




一般的にうまいカレーといえば、
タマネギを飴色になるほど炒め、
じっくりと煮込むものと考えられています。
実際、私がたまに作るカレーもそうやって作りますが、
ここのカレーはそれとは正反対の工程といっていいでしょう。




なんとタマネギとニンジンは、
薄切りにしてその場でさっと炒め、
ここにスパイスとスープをいれて、
フライパン上にすべてを完成させるのです。




このカレーの美味さのミソ(?)は、
なんといってもあの最高のラーメンと同じスープが、
ブイヨン代わりに使用されていることと、
とろとろふわふわのチャーシューと同じ豚のブロック。
そしてあまり煮込んでいないので、
スパイスのそれぞれの風味が活きていて、
本来チープな味になってしまいがちな、
ケチャップすら爽やかで心地いい隠し味に変貌するのです。




・・・参りました。



いやいや、やはり美味かった。
おやっさん、みなちゃんさん、ご馳走様でした。
早めに店に伺い、
開店を急かしてしまいどうもすみませんでした。
こちらこそ今年もどうぞよろしくお願いします。




さてさて時間を隔て、夕方のこと。
Big Mouse氏が、こそこそと私の耳元に来て、
「温州軒、まじやばいっす。」
・・・だって。




聞けばどうやら、昨年馬油と温州軒に伺ったKato-chan氏と、
二人で今日同じ日に伺って、支那そばを戴いたそうです。
ね、うまいっしょ!?。




当事業所、六人目の「オンシュリアン」の誕生です。




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