→ 「蝕罪〜警視庁失踪課・高城賢吾〜」
「刑事・鳴沢了」シリーズ → その一、その二、その三
→ 「神の領域〜検事・城戸南」
- 作者: 堂場瞬一
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2009/04/01
- メディア: 文庫
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またまた警視庁の渋谷署(作品中は「渋谷中央署」)の、
「失踪課」という架空の課の分室を舞台に、
失踪人を探すという地味な設定から進むストーリー。
鳴沢了とは違い、酒もタバコもバリバリという主人公。
この単行本の四分の三までは、
なんの盛り上がりも無く単調に進みました。
しかし、そこからはさすがの堂場瞬一さんです。
いつものリーダビリティは健在でした。
肉親同志の憎しみというやつは、
赤の他人よりも複雑になるものです。
このシリーズも鳴沢了と同様に長く続くのでしょうか。
最後はどうなるんだろう・・・。
・・・楽しみです。
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