2009年(平成21年)9月19日(土)・20日(日)
午前10時00分〜午後5時00分
入場無料
261-0023 千葉市美浜区中瀬2-1 幕張メッセ 展示9ホール
公式サイト http://mono-stu.jp/
→ 日本折り紙ヒコーキ協会
さて連休二日目の今日は、
かみさんが新聞でチェックしていた、
幕張メッセで行われているイベントに参加します。
子どもたちにモノづくりや理科などの
楽しさやすごさを体験してもらうとともに、
保護者にもわが国モノづくりの素晴らしさ、
職業としての意義の高さなどを感じてもらうことで、
将来のモノづくり人材が育つ環境整備の一助を図る。
・・・と、いうこの企画。
なんだかごちゃごぢゃよく分りませんが、
とにかく入場無料は魅力です。
様々なブースが立ち並びます。
連休中のイベントにしては、
あまり人出は少ないかな。というところが正直な感想。
じっくりと楽しめそうです。
各企業ブースの実験は予約制がほとんどです。
予約してしまうと、時間にしばられてしまうので、
ちょっと会場を一周廻ってから考えましょう。
ビー玉、メンコ、ベーゴマという、
昔遊びコーナーは人気です。
しかし、我が家が吸い寄せられるようにして来たのは、
イベント全体の象徴のようにもなっている、
この「全日本折り紙ヒコーキ大会」。
やはり一番人気のコーナー。
ワークショップで認定指導員の先生に教わりながら、
紙ヒコーキの極意を学びます。
今日習ったのは日本一の室内滞空記録を保持するという、
「スカイキング」という名のヒコーキ。
自分なりに改良したり、
昇降舵部分を調整したり。
練習スペースで、私も童心に帰って、
夢中で何度も紙ヒコーキを飛ばします。
元々、紙ヒコーキが得意な次男。
全日本大会予選に出場してみたら。と、奨めるも、
恥ずかしいのか、自信がないのか、
なかなか首を縦にふりません。
こうなったら、一家全員四人で出場してみよう。
ガキ大将のようなアホな父親に無理強いされ、
しぶしぶ出場する息子達。
一方、かみさんはやる気まんまん。
やるならとことんのバカ夫婦です。(汗)
今日行われる大会は、A5の紙を用いた、
室内滞空時間競技の個人戦です。
ルールは上の写真の通り。
年齢、性別により、
五つの部門別に優勝を競います。
ただしオリンピックの標準記録同様、
予選通過ラインが定められ、
これに達しなければ、
決勝ラウンドに出場出来ません。
幼児の部 4秒以上
小学生の部 7秒以上
一般女子の部 6秒以上
一般男子の部 12秒以上
シルバーの部 5秒以上
当然、次男は小学生部門、
かみさんは一般女子部門ですが、
長男と私は一般男子部門です。
12秒以上というのはとんでもない記録です。
私と長男は、どうあがいても、
決勝に出れるはずがありません。
まあ元々次男を焚きつける為の出場です。
予想通り、当たって砕け散った私と長男。
次男も練習では充分通過ラインをクリアしていたものの、
予選本番では実力を出し切れず惜しくも敗退しました。
いやいや次男よ、こういったものは、
参加することに意義があるのだ。
一家揃って敗退でも、私は充分満足なのだ。
・・・・・と思ったら、、、、。
なんと、かみさんが、8秒19という好記録で、
一般女子決勝ラウンド進出を果たしました!!!!。
景品は紙ヒコーキを模った小さなキーホルダー。
かみさん、とてもうれしそうです。
なんとこれまでの記録保持者一覧を見ても、
一般女子の歴代11位に入る記録です。
この表は、日本折り紙ヒコーキ協会のホームページにもあるので、
あえてお名前は伏せません。
→ 日本折り紙ヒコーキ協会
よく飛んだ方々 → ランキング
しかし決勝ラウンドは、海外からの招待選手や、
各地方大会の優勝者がせめぎあう全国大会です。
まあ、今日のこの飛び入り参加枠では、
ここまででも充分に凄いよ、かあちゃん。
うん、よくやった。
日本vsタイのエキシビジョン。
さて取材陣が徐々に集まりだしました。
海外のプレスまでいるようです。
試合会場はこんな感じです。
予選はごちゃごちゃしていたけど、
さすがに決勝はゆったりと競技出来るみたい。
特別協力は日本航空ですから、
JALの職員がそこかしこにいらっしゃいますが、
この決勝を前にしてのダンスパフォーマンスは、
現役スチュワーデスの方々なんだそうです。
幼児部門、シニア部門が終わり、
かみさんが参加する一般女子部門が始まります。
決勝ラウンドは海外招待選手お2人も含む計8名。
3分以内で3投し最も良い記録が競われます。
時間内では練習は自由。
ただし計測をしてもらう3投は、
事前に審判に手を挙げます。
練習でたとえいい記録が出ても、
手を挙げて、本番投げたら、
すぐ落ちた・・・。では、敗退します。
またこの決勝ラウンド一回戦では、
8人が半分の4人にしぼられ、
残った4人がトーナメントで優勝を争います。
トーナメントとなれぱ陸上競技と同様、
タイムが良くても、優勝出来ないこともあります。
こりゃ運も実力のうち。
ありゃりゃ、かあちゃん、
一回戦を勝ち抜き、準決勝に進出です・・・。
準決勝、飛び上がって投げるかみさんですが、
運もここまでか・・・。
残念ながら決勝には進めませんでした。
気を取り直し、続けて三位決定戦へと出場です。
初めから神懸っていたようなかみさん。
もちろん、紙ヒコーキなんて、
子供の頃以来とのことです。
見てください。
これは修正でもなく、
レンズもばっちりキレイだったんですが、
いわゆるオーブがかみさんとそのヒコーキ全体を包んでいます。
なんと、かみさん、
全日本折り紙ヒコーキ大会
室内滞空時間競技
一般女子の部
第三位入賞です。
三位決定戦の記録は8秒69・・・。
まさに神懸りのような、現時点歴代10位の大記録。
各部門の記録です。
外国招待選手を除き、
各選手の苗字は伏せておりますが、
後日ホームページに載るので、
実はあまり意味がありません。
さて、一般女子表彰式が始まりました。
なかなか本格的な表彰式。
報道陣が前に陣取っていたので、
遠く横から撮影したのは、
これが限界でした。
最初から入賞するって分っていたならば、
馬油から一眼と望遠を借りて来たのに。(笑)
表彰台で表彰状をもらい、
銅メダルを首にかけてもらっています。
男子優勝は、外国人の二人を抑えた日本男性。
かみさん表彰式を待つ間、この一位の男性に、
ヒコーキ作成のコツもならったとか。
左がその優勝男性、
右がかみさんの女子三位のヒコーキです。
なるほど同じ大きさの紙でありながら、
翼の大きさが全然違うもんだね。
さて三位賞状と銅メダルと景品です。
なぜか1500円の戦艦大和のストラップ(これは私が戴きました。)と、
ヒコーキとモノづくりの本は分りますが、
・・・他はなぜ??。
「(゚ペ)
とにかくかあちゃん、
四十にもなって、
専業主婦があんた、
「全日本」「三位」。
こんなことって、二度とないぜぇ。
本人は嫌がっていますが、
賞状は額に入れて居間に掲げ、
銅メダルはしばらくどーんと飾っておきましょう。
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P.S.おまけ
私の中ではこのクロマニヨンズの曲が一日中頭の中に流れていました。