大盛りそば 堀留屋 その → 一、ニ、三、四、五、六、七、八、九、十、
十一、十二、十三、十四、十五、十六、十七
今日はこれから今後お付き合いが始まります、
大藩の藩主との謁見が予定されています。
一分一秒のスケジュールで動くお殿様ですから、
とにかく、一日予定をあけていてほしいという、
相手方の御側用人の願いです。
仕方なく午前中に、
先週から溜まっていた事務方の仕事を済ませ、
その御側用人様からの飛脚を待ちますが、
なかなか連絡がありません。
痺れを切らして、正午直前にこちらから連絡をすると、
思い出したように午後三時過ぎに江戸上屋敷に来たれという通知です。
まったく時間が中途半端になってしまいました。
社食代わりの日本橋そばよしはもう大行列。
しかしもう直に午後一時ですから、逆にあちらがもう空く頃です。
大盛りそば堀留屋さんに11日ぶりに行ってみました。
やはり残念ながら、あのカレーそばは、
すべて白いテープで覆われてメニューから無くなりました。
今日は、いつもの裏メニュー、
肉(豚)+鳥のハーフ&ハーフのつけをお願いします。
すると店主「麺もハーフにしますか?」、だって。
驚きながらも「出来ればお願いします。」の返答に、
現れたのがこちらの究極の裏メニュー。
具は肉(豚)+鳥のハーフ&ハーフ、
麺も太麺(田舎風)+細麺のハーフ&ハーフ、
至高の「ダブルミックスつけ」(750円)です。
この具が二種類という、
飽きの来ない美味さのバリエーションは経験済みですが、、、
麺が太・細の二種というのは、
まるで田舎蕎麦の「乱切り」のようで、
とても不思議な食感でありながら、
それぞれの麺が、
汁や具の別々の美味さを運んでくれる、
絶妙な完成度。
こんな意外な発見が、
このお店の魅力そのものです。
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