大倉集古館 〜大倉喜八郎(大倉鶴彦翁)像〜

財団法人 大倉文化財
105-0001 港区虎ノ門2-10-3 ホテルオークラ本館正面玄関前
公式サイト http://www.hotelokura.co.jp/tokyo/shukokan/




今日は夕方に早退して通院する予定です。
午前中になるべくすべての予定を済ませましょう。
いつもの無償の早出の金曜日なので、
神田分園の朝礼を終えたら、
虎ノ門の新規ご利用法人へと、
そのまま地下鉄銀座線で向います。



伺った法人は、ホテルオークラの裏でした。
虎ノ門駅より歩いて来たものの、
帰りは溜池山王駅のほうが便利です。
ホテルオークラの本館と別館の間を抜けて歩きます。




能面・能装束展ポスター





こんなポスターがあります。
おぉっ、大倉集古館、
特別展は「能面・能装束展」か。
ホテルオークラには、
仕事絡みでイヤというほど何度も来ておりますが、
この日本初の私立博物館の、
こちらには、一度も入場したことがありません。
だって、入場料800円・・・。
ちょっと小遣いには痛い出費ですが、
こちらにはいつの日か、
一度はお逢いしたいと願っていた仏様がいらっしゃいます。
ちょっと覗いてみましょうか。
能面・能装束にもちょっと興味があります。






大倉集古館



ホテルオークラ創始者である大倉喜七郎の父で、
大倉財閥の生みの親、大倉喜八郎が、
大正六年(1917)に創立した、日本初の私立美術館。



大倉喜八郎(大倉鶴彦翁)像


→ 大倉喜八郎 - Wikipedia



この正面左手には、この態度もBigな銅像があります。
大倉喜八郎さん。号が鶴彦だそうで、
手抜きですみませんが、詳しくはウィキをご覧下さい。
なんだかこのおみ足は、仏像の半跏踏下のようです。



→ 半跏踏下 - Google 検索



吽形 大倉集古館一階正面 阿形




残念ながら館内は撮影禁止なので、
館の外の写真を貼ります。
なかなか立派な阿吽の木造金剛力士像がありますが、
なんの説明書もなく由緒は不明です。




銅造の普賢菩薩と如来像 銅造仏像二体 達磨?と梵鐘




他に同様に、銅造の如来・菩薩像、
達磨像?や、梵鐘があるものの、
こちらもやはり分りません。
ひょっとすると中国辺りからドサクサ紛れに、
持ってきちゃったような匂いもします。
(地蔵菩薩には享保年間の銘がありましたが。)







仏像の見方 ハンドブック




さて私のお目当ては、
この「仏像の見方 ハンドブック」をはじめ、
様々な仏像本に「普賢菩薩像」の代表選手として登場する、
国宝「普賢菩薩騎象像」です。




実は都内でいつでも観ることの出来る、
数少ない「国宝」の仏像なのです。




ガラスケース越しですが、
大変満足致しました。
恐竜の爪のようなゾウの足がいいねぇ〜。
ゾウを見たことのない、
古の平安の仏師の息遣いを感じました。





大倉集古館二階テラス 大倉集古館裏庭






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