「神の棄てた裸体〜イスラームの夜を歩く〜」(新潮文庫)


今日は持ち回りの我がチームの当番日で、
無償の早出の金曜日と同じ時間に出勤しました。
そして毎週火曜日は「丸の内分園」の出張朝礼Day。
「東園」「西園」それぞれで同様の内容のミーティングを済ませると、
大抵、もうお昼時になってしまいます。
ゆっくりランチを楽しみたいところではありますが、
今週末にある社内的な監査の用意もある為、
すぐに戻って、書類の整理。
あたしゃ、この手の作業が大の苦手・・・。
そんな訳で今日もまた300円カレー弁当の為、
やはり貯金ネタで失礼致します。




→ 「イスラム」の検索結果一覧 - 旧・元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】跡地




何度かここに書いておりますが、
クジ引きに外れ、大学での第二外国語は、
珍しい「アラビア語」だったおかげで、
私は"流暢な"アラビア語での"ご挨拶"のみが可能です。(笑)
実際その「アラビア語」の授業は、語学的にあまりに難しいものなので、
ほとんど内情はイスラム社会での文化を学ぶだけのものでした。
またこの会社に入社してからも、
アラビア語圏の国々の大使館の方々と話す機会も多々ありまして、
一般の方よりは多少イスラム圏については、
少しは"知っているつもり"であったものです。




イスラムといえば、
クルアーン(コーラン)を遵守し、
唯一神アッラーを絶対的に信じ、
禁酒・禁欲でありながら、
一夫多妻許された社会。




しかし、このルポタージュを読んでみると、
私の机上の知識など、とても浅はかな、
薄っぺらいものであることを思い知らされました。




神の棄てた裸体―イスラームの夜を歩く (新潮文庫)

神の棄てた裸体―イスラームの夜を歩く (新潮文庫)







若い頃に感銘を受けた、
沢木耕太郎氏の「深夜特急」。
またこの手の体験ルポというもの。
この年になって読めばそうですが、
著者が体験したという内容が、
実際、事実そのものなのか、
大袈裟で虚栄的な表現はないものか、
はたまた本人も忘れているような記憶違いはないものか、
ある程度、疑って読む必要があります。




しかしこの平和な日本に生まれ育ち、
このような表現を事実かと疑ってしまうこと・・・。
我々は空気のありがたみと同様に、
なんとも"安全"を当たり前として過ごしていることに、
とても感謝を感じた作品でした。





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