祭神 素盞嗚尊・大國主命
556-0015 大阪市浪速区敷津西1-2-12
さて第四回大阪出張二泊三日の最終日。
朝イチのアポをすませてから、
大阪の事業所に顔を出すために浪速区へ。
すぐ近くの神社にお参りしてみました。
町名(浪速区大国)や駅名(大国町駅)にもなっている、
通称「木津の大国さん」。
しかしあくまで大国様は摂社であり、
本宮は素盞嗚尊を祀る敷津松之宮。
こちらも神功皇后の三韓征伐からの帰朝時に、
後の住吉大社の辺りから、この敷津の浜を航行していると、
海岸に荒波が打ち寄せていたので、
渚に松を三本植えて、潮が満ちないよう祈願して
その松の下に素盞嗚尊を祀ったのが御由緒とか。
敷津松之宮の左手にあるのが、
「大国さん」こと摂社・日出大国神社。
木像では日本一とも言われている、
巨大な大国主が鎮座します。
境内北東にこの地域の開発に尽力したという、
木津勘助(中村勘助義久)の銅像があります。
相模国足柄山の出身で元は豊臣家の家臣。
この銅像は設計図を持って、
運河と堤防の開拓工事の姿ですが、
この人は寛永十六年(1639)寛永の大飢饉の際に、
官倉を破って米俵を振る舞い、
遠島になってしまった義侠の方とか。