祭神 生島大神・足島大神
540-0029 大阪市天王寺区生玉町13-9
さて七回目の大阪出張、
二泊三日の最終日。
いつものようにキャリーバックを引きずりながら
寺町から真田信繁(幸村)が活躍した古戦場、
真田山公園を上がり抜けて出ると、
大きな神社の前にこの二つの石碑がありました。
「川崎孫四郎自刃の所」と、
「島男也旧居」の碑。
どうやら二つともに、
桜田門外ノ変に関する碑のよう。
川崎孫四郎は水戸藩士。
桜田門外ノ変で大坂の連絡係を務め、
幕府に探知されてここで自刃を企てて、
翌日に亡くなりました。
島男也は笠間藩脱藩浪士の剣術遣い。
この地で道場を開き、
やはり桜田門外ノ変の首謀者、
高橋多一郎を匿って捕らえられ、
江戸に送られ伝馬町で獄死します。
さてその二碑の正面にあるのは、
生玉(いくたま)さんと呼ばれ親しまれている、
難波大社・生國魂神社。
主祭神の生島大神・足島大神は、
歴代の天皇即位の際にも、
国家の祭祀・日本列島そのものとして、
八十島祭でも祀られる二神。
神武天皇が神武東征の際にここを創建したとか。
とても歴史のある大阪を代表する難波大社です。