県社・上総国総社
祭神 誉田別尊・息長帯姫尊・玉依姫尊 他七柱
290-0062 市原市八幡1057-1
意気消沈のコールド負けの帰り道、
往路に気になっていた、
八幡宿の由来となった、
飯香岡八幡宮にお参りしました。
由緒は源頼朝関連かと、
推測しておりましたが、
どうやら少し違うようです。
元々はここは御影山、
六所御影神社と称していたそうですが、
景行天皇四十年(110)頃、
日本武尊命東征の折に、
ここで休息した際、
社人が尊に食事を捧げたところ、
尊が飯の香りを賞したことにより、
御影山は飯香岡と呼ばれるようになります。
天武天皇四年(675)に、
一国一社の八幡宮として、
八幡神が勧請され、
飯香岡八幡宮となりました。
天平宝字三年(759)には、
全国放生の地に鎮座する、
国府八幡宮と定められ、
中世以降、上総総社としての、
機能を持っていたことから、
今も上総国、国府総社と称されています。
源氏・千葉氏・足利氏、
そして徳川氏と、
武家の崇敬を集め隆盛を極めます。
朱塗の本殿は、
国指定重要文化財に指定されています。