宗派 曹洞宗
本尊 聖観世音菩薩
ご詠歌 廻り来て 頼みをかけし 大棚の 誓も深き 谷川の水
368-0004 秩父市山田3095(光明寺)
第一番・四万部寺の納経所で、
詳しい道案内を頂きまして、
とりあえず門前の古道で、
第二番・真福寺を目指します。
・・・えっ...。
三十四ヶ所の後半には、
かなりキツイ山道があると、
聞き及んでおりましたが、
いやいやココが一番やばくない?
とてもチャリを漕げない急坂を、
えっちらおっちら、
汗はダラダラ、
息はゼイゼイで山登り。
写真を撮る余裕すらありません。
標高656mの、
高篠山中腹に辿り着きました。
ここを右折してすぐに、
大棚山真福寺があるんだとか。
庫裏と思われる建物は空家で、
現在こちらは無人の寺となっております。
更にその上の入母屋造りの観音堂は、
明治四十一年(1908)の再建。
本尊は室町時代作の聖観音。
秩父霊場開創時は、
西国・坂東と同様に、
三十三ヶ所だったそうで、
そもそもここは札所ではなくて、
16世紀の初めにここが加わって、
日本百観音となったのだとか...。
真福寺の駐車場前から、
第一番の四万部寺方面の下界を望みます。
この高さを上ったのだもの、
そりゃもうヘロヘロです。
さて真福寺から、
下りる道は更に急な坂道で、
つづら折りの連続です。
チャリのブレーキを引く、
握力がとても持ちません。
ただ、山道に沿って、
渓流(大棚川)が流れていて、
とても涼しくて生き返りました。
さて納経は、1.8km下の、
末寺(真福寺)の本寺にあたる、
この光明寺で行います。
この第一番・四万部寺から
第二番・真福寺、
そして納経所の光明寺の、
このわずか2.3kmは、
秩父三十四ヶ所観音霊場の中でも、
とても厳しい難所であると思います...。
いや、ホント大変だった。
札所 2番 真福寺。 pic.twitter.com/fFAnReU0uG
— ぞう@千葉県に山はない。 (@zou059) 2017年8月25日