元・【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】

習志野在住都心勤務の千葉都民。神社仏閣参拝・歴史探訪、カメラ、ロードバイクが趣味。ラーメン二郎(京成大久保店がホーム)・蕎麦が大好物。

御殿場市 東山旧岸邸 〜御殿場日帰家族旅行4-2〜

開館時間 4月~9月10:00~18:00・10月~3月10:00~17:00*1
休館日 毎週火曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日〜1月3日
入館料 
一般  個人300円/団体*2250円
小・中学生 個人150円/団体100円*3
412-0024 静岡県御殿場市東山1082-1
公式サイト https://www.kyu-kishitei.jp/






東山旧岸邸・とらや工房の案内


長男の卒業・就職と、
ワタシの目標達成を記念する、
日帰旅行のはずですが、
実は大学で建築を学ぶ次男の、
御殿場の様々の建築探訪も兼ねています。
と、言う訳で"さわやか"でガッツリ食後に、
やって来たのはココ、
「東山旧岸邸・とらや工房」。
この東山旧岸邸は、
第56-57代 内閣総理大臣
岸信介が晩年の自邸として、
昭和四十四年(1696)に、
建築家・吉田五十八の設計の、
伝統的な数寄屋造りを取り入れた、
現代的な居住住宅。
"現代的"といっても築49年、
たまたま我等夫婦と同い年ですが、
確かに古臭さを感じません。
平成十五年(2003)に御殿場市に寄贈され、
一般公開されています。


→ 岸信介 - Wikipedia
→ 吉田五十八 - Wikipedia



竹林と門  竹林



鬱蒼とした竹林の横に佇む、
素朴な茅葺の山門。




東山旧岸邸全景  車寄正面玄関



東山旧岸邸全景。
中央に椿の巨木が植えられて、
岸氏居住当時は車寄せになっていたとか。




中庭  書斎



待合室を兼ねた大きな玄関ホールには、
各部屋のプライバシーを守るための中庭。
そのすぐ隣の書斎兼応接室で、
岸は請願や相談を希望する客と会ったようです。




水屋  和室



その書斎のすぐ西側に、
水屋と和室がありますが、
吊束を廃止し欄間がなく、
吹き抜けになっています。


居間  岸信介愛用の椅子


玄関の南西には居間があり、
庭園を眺めて過ごすことが出来ます。
居間も岸が愛用した椅子が、
定位置に置かれていました。



居間の絵画


この居間の絵画も、和室の掛け軸も、
季節ごとに岸が収蔵庫から選んで、
自ら架け替えていたとか。




庭園  庭から見た旧岸邸


庭園に降りて、居間を振り返ってみました。
井戸より清水を汲む小川が流れております。



庭の流れ  庭園の池の橋


岸氏往年の写真には、
この庭の池で鯉に餌を与えていましたが、
今は鯉の姿が見えませんでした。




旧岸邸電器  


小物や家具、調度品の多くも、
吉田の設計だそうで、
これまた現代でも古臭さを感じません。




厨房  食堂  

厨房も一見最新式のシステムキッチンのよう。
食堂は障子・ガラス戸・網戸・雨戸が。
すべて戸袋に引き込むことが出来たそうで、
庭園を開放的に眺めながらの、
食事が可能だったそうで。




時代を感じるスイッチ  電機板スイッチとオイルヒーター



しかしこの電気のスイッチ等や、
オイルヒーター等を見ると、
さすがに半世紀の歴史を感じてしまった。




勝手口  女中室  




勝手口が普通の家の玄関より全然デカい。
この狭い和室に「女中室」との名称ありますが、
さすが五十年の歴史を痛感致します。

*1:入館は閉館時間の30分前迄

*2:20名以上・要予約

*3:障がい者手帳をご持参の方およびその付添の方1名は無料