「見仏記」(1〜4)

見仏記 (角川文庫) 見仏記〈2〉仏友篇 (角川文庫) 見仏記〈3〉海外編 (角川文庫)  見仏記4 親孝行篇 (角川文庫)




みうらじゅんさんのセンスは大好きです。
観光地の変な土産物を紹介した、
いやげ物 (ちくま文庫)
いやげ物 (ちくま文庫)」や、
各地の変なお祭りの紹介、
とんまつりJAPAN―日本全国とんまな祭りガイド (集英社文庫)
とんまつりJAPAN―日本全国とんまな祭りガイド (集英社文庫)」には、
大笑いさせていただきました。
ブロンソンズも最高です。




でもこのいとうせいこうさんとのシリーズ、
「見仏記」だけは、今迄なんだか手が出ませんでした。
「仏さまを見るなんて失礼じゃん。」って感じ。
そんな理由でした。




でも一巻買って読んでみれば、
みうらじゅんさんは、
けして一時の軽いマイブームや、
仏像を軽く考えている訳でもなく、
むしろ誰よりも仏像を愛していることが分かります。
ふざけたような表現は、
照れ臭さを隠しているだけなんですわ。




私だって実際、如意輪観音の前で、
だらーと脱力して、
寝釈迦のように横になれたら、なんて、
想ったことありますもん・・・。




スタンプラリーから始めるご朱印巡礼でも、
それはただの「きっかけ」であって、
お参りしているうちにきっと何かを感じます。
「仏さまを見る」という「きっかけ」もありかなあ・・・、
なんて感じています。




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