ど根性松 その七

津田沼駅

275-0016 習志野市津田沼1-1-1 JR津田沼駅構内
場所は→ ここ でした。




ど根性松 その→ 



今朝午前6時過ぎ、JR津田沼駅のホーム下、
昨日松が落ちいていた場所を見てみると、
松はすでにありません・・・。
約束通り「取っておいて」くれたのか?。
それとも風で飛んでいってしまったのか・・・?。
さすがに朝のラッシュ時の前の駅務室に行くほど
非常識なことは出来ません。
ぐっと我慢して、上り電車に乗り込みます。




さて午後八時半、JR津田沼駅に帰って来ました。
ホームにある駅務室。
小窓からそっと中を覗けば、
当然中にいる駅員さんは昨日の方ではありません。
いったいなんと声を掛ければよいものか?。
ドアの前でしばらく佇み考えちゃいました。




私「あのぅ。お忙しいところ恐縮です。」
駅「はい。なんでしょうか。」
私「私、あの、昨日、線路にある松を取って欲しいと頼んだ者なんですが・・・。」




中に二人いた駅員さん、
あっ、と、二人目を合わせ、
手を叩いて、立ち上がります。




駅「はいはい、はい、はい、松の人ですね。(苗字)さんだ。」




お二人はなんだかとってもうれしそう。
私が想像するに、
おそらく駅員さん仲間で噂をしていた、
とっても変わっている変な男、
通称「松男」が急に自分達の前に現れたといったところか。




しかし、驚くべきことに、
昨日萎れていた松は、
水を張ったバケツに入れられ、
葉はピンと伸び、元気を復活しています。
松には私の名刺と荷札が付けられていました。




駅「これですね。どうぞ。袋に入れましょうか。」




JR津田沼駅の駅員の皆様、お忙しいところ大変恐縮です。
誠にありがとうございました。
我が家にやって来た松  我が家にやって来た松 
ついに「元・ど根性松」が我が家にやって来ました。
うちのバケツに入れてみると、かなり大きいです。
松の根っこ   
根っこは、これだけしかありませんから、
たとえ鉢に植えても、
きちんと根付くかどうかは難しいですが、
これだけやって駄目ならば諦めもつきます。
ただ、こいつは生命力の強い、
ど根性ですから大丈夫であると信じています。
荷札   

9/19 5番線落下 
後日来ます

さて、私の名刺と共に、
荷札にはこんなメモが付けられていました。
おそらく日誌には説明が付き辛いので、
「ただの落下物」として処理してくれたのかもしれません。




「松を線路下に落とした」まぬけな「松男」として、
重ねて、御礼申し上げます。




ありがとうございました。
大切に育てます。




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