「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」(2)〜(4) 


→ 【本・雑誌】沙門空海唐の国にて鬼と宴す」(1)




沙門空海唐の国にて鬼と宴す〈巻ノ2〉 (トクマ・ノベルズ)沙門空海唐の国にて鬼と宴す〈巻ノ3〉 (トクマ・ノベルズ)沙門空海唐の国にて鬼と宴す〈巻ノ4〉 (トクマ・ノベルズ)





私、この(1)では、
空海がその超能力で、
魔物や妖物を退散するという表現は、
物を知らない若者たちが、
オウムのような偽者宗教を、
信じやすくさせるのではないか、
と懸念しましたが
(2)、(3)、(4)と読み進めていく中で、
それは誤解であったことに気付きました。




陰陽師」の安倍清明と同様に、
それは、この時代であったこと。で、
許される範囲でした。




いやいや、これは本当に面白かった。
小説でもマンガでも、
十五年も続けていると、
ちょっと間延びしちゃったり、
人物設定がだんだん変化しちゃったりするもんですが、
これはまったく違います。




空海が、橘逸勢に、
「空」「色」、を説明するやりとりがあります。
これが凄い!!。
これは私が今までに読んだ、
どんな「般若心経入門」よりも分かり易かったなぁ。




かなりお勧めです。




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