193-0832 八王子市散田町3-19-2
豚珍汗 → その一、その二
→ 我が青春の八王子・高尾
私が大学一・二年の頃、
毎日のように通い、お世話になった、
「キング・オブ・B級グルメ」、
「グレーティスト・昭和のタイムカプセル」、
「エンペラー・オブ・ザ・ジャパニーズ・大衆食堂」、
「庶民の裏ミシュラン・裏三つ星レストラン」こと
「うまい」・「安い」・「多い」の三拍子、
西八王子の伝説の定食食堂、
その名は、そう、
豚珍汗(とんちんかん)。
大学卒業後にも幾度か伺って、
最後は一昨年の暮れに、
このブログの記事にして、
その後、タヤパンとその仲間達が、
後を追うようにお邪魔したことは、
これらのリンクの通りです。
さて先日のこと。
遅い年賀状なのか、
私にこんな葉書が届きました。
正直、裏面の差出名に、
心当たりはありません・・・。
表面を読んでみれば、
これは、西八王子の豚珍汗のマスターからの葉書です。
どうやら、私やタヤパンのブログの記事が、
検索で上位にあり、
お客が増えたという、
お礼のお手紙であるようです。
確かにこの通り「豚珍汗」とググってみれば、
我等のブログが上位に検索されます。
でもね・・・。
なんかウルウルしちゃいましたね。
この葉書、マスターの私への熱い気持ちがこもっていて、
こんなに嬉しい気持ちになった手紙は久しぶりです。
マスター、私の宝物の一葉にしますよ。
うん、このハガキ。
とにかくマスターに会いたくて、
豚珍汗のメニューが食べたくて、
居ても立ってもいられなくて、
今日はたまたま滅多にない、
タヤパンと一緒に、
午前中にあがれるシフトだったので、
忙しい彼を半ば強制的に拉致して、
東京駅から中央線で約一時間、
西八王子に行ってみました。
西八王子駅から徒歩五分、
ここに豚珍汗こと、
「古き良き昭和」は、
いつも私を待っていてくれます。
「三丁目の夕日」がナンボのもんでしょう。
本物の昭和三十年代は、
今もここに生きています。
今回はたった一年ちょっと振りですが、
やはり懐かしくって、嬉しくって、
なぜこの店内がこんなに落ち着くのだろう。
よく出る「おすすめ」メニュー以外、
止むを得ずまた少し値上げしたそうですが、
それでもまだまだ一般の市場価格には、
全然到達していませんよ。
もっと上げても誰も怒りませんって・・・。
失礼ながら、どうしても久しぶりにここに来れば、
キョロキョロと店内を見廻してしまう私。
マスター、これ、けして興味本位ではなく、
なんだか故郷に帰ってきたかのような、
そんな淡い郷愁のようなものなのです。
今日の私のオーダーは、
前回注文しなかった「豚しょうが定食(480円)」。
いやいや、美味いねぇ〜。
余計な味はまったくなく、
豚肉と生姜の直球勝負。
これに五百円で返される二十円は、
必ず神仏に感謝して、
必ず神社仏閣のお賽銭箱に入れること・・・。
・・・これ私の中で絶対的に決まりです。
タヤパンは、前回と同じであるそうな、
「チキンカツ定食(550円)」。
このチキンカツが、なぜ美味いのか。
そりゃなんつったって、
これ胸肉の鳥皮付だからさぁ〜。
定食を二人とも完食後、
やはり、ここに来れば、
どうしても食べたくて、
今となっては値段は不明ですが、
トリカラのおかずのみを注文。(450円?)
多少、衣らしき、粉を纏い、
じっくりゆっくり揚げられた鶏肉です。
「何でこんなに柔らかいんですか。」
というタヤパンへの質問に、
「国産の肉を使っているからね。」
と、マスター。
一昔前のマスターは、
「一晩ソフラン(柔軟剤)に漬けているから。」
と、答えていたと思い出しました。
勿論マスターお得意のジョークです。(笑)
美味いなぁ〜。
自家製の白菜のお漬物(180円)。
なぁ、タヤパン。
お新香も、所詮は化調さっ。あはは。
ハイミー、美味いっすっ。
どーも、マスター・・・、
色々と、お気遣い・お心遣いを頂き
私達、遠慮なくそれを頂戴しまして、
誠に大変失礼致しました・・・。
ご馳走様になりました。
また、近いうちに必ずまた伺います。
さて本来、タヤパンと二人、
同じ訪問先に伺った場合、
折衝の上でどちらかが選び記事にしておりましたが、
今回は二人ともに今日の「豚珍汗」を取り上げます。
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