野見宿禰神社

祭神 野見宿禰
130-0014 墨田区亀沢2-8-10




さて、我が社の「お殿様」。
テレビにも何度も出ていますし、
著書もある程度売れましたから、
知る人ぞ知る有名人。
最近、なぜか「営業」「販売促進」に目覚めたのか、
長男の「とある塾」関連の両国の企業に、
同行してくれと頼まれました。
そう、これは云わば「勅命」です・・・。




早速アポイントを取りますが
訪問先の企業も、やはりお殿様関連であり、
なるべくならばあまり触れたくはないところ・・・。
訪問先の執行役員のお気持ちが痛いほど良く分かる、
とてもとても息苦しい商談を終え、
同乗を誘われた殿の駕篭を断って見送った後、
開放感に満たされた私は、
両国の街を散策してみました。





野見宿禰神社




鳥居に「大日本相撲協会」とあるこちらの神社。
明治十八年(1885)、津軽上屋敷跡地に、
ここに隣接してあった高砂部屋の親方が、
相撲の神様、野見宿禰を祀りました。




野見宿禰(のみのすくね)は、
日本書紀に登場する人物。
天穂日命の十四世の子孫であり、
垂仁天皇の命による、
当麻蹴速との角力(すもう)に勝ったといわれる、
相撲の祖神である出雲の国の勇士です。




また、殉死を廃止して、埴輪を案出して、
土師(はじ)の姓を与えられたともされており、
この土師氏は後に「大江」や「菅原」になり、
大江氏や、菅原氏、また毛利氏もこの子孫であるとか。





そう、「相撲」と「埴輪」は兄弟だったのです。
そして菅原道真毛利元就はその子孫。(笑)




さてこちら、さすがは出雲の神様です。
ここは神社本庁管轄の神社ではなく、
こちらの祭礼は、出雲大社教の方が執行するとか。




歴代横綱石碑vol.1
歴代横綱石碑vol.2



→ 富岡八幡宮




富岡八幡宮にも「横綱力士碑」がありましたが、
日本相撲協会公認の公式神社はこちらのよう。
昭和二十七年(1957)に建てられた、
歴代横綱石碑には、初代「明石」から、
四十六代「朝汐」までが、
お隣の「vol.2」(笑)には、
四十七代「柏戸」から、
六十九代「白鵬」までが刻まれています。
まるで生前墓のように、
今も生きている横綱の名は、
朱色に染められていました。




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