元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】

習志野在住紀尾井町勤務の千葉都民。神社仏閣・歴史散歩、カメラ、自転車、バイクが趣味。ラーメン二郎(京成大久保店ホーム)・蕎麦が大好物。

史跡 足利学校 〜庠主の墓所・元足利学校代官茂木家累代の墓・眉鍋組遠征 第三弾(2)〜

国指定史跡
参観料 一般400円 高校生210円(団体割引有)
※中学生以下、身体障害者は無料。
受付時間 4月〜9月9:00〜16:30/10月〜3月9:00〜16:00
休館日 3月曜日(祝日・振替休日のときは翌日)(12月29日〜12月31日)

326-0813 足利市昌平町2338
公式サイト http://www.city.ashikaga.tochigi.jp/site/ashikagagakko/





史跡 足利学校 → その0





東北道を戻る




ここから運転をmskey153に交代して、
東北道を少し戻って、
北関東自動車道足利市内を目指します。




MF氏提供 史跡・足利学校全景
(写真提供・MF氏)



前回、月に一日しかない休館日に当たってしまい、
堀の外から涙を飲んだ「史跡・足利学校」にリベンジしました。



下野新聞号外「鑁阿寺本堂国宝に」  祝国宝指定「鑁阿寺本堂」のチラシと足利学校半額割引券



→ http://sankei.jp.msn.com/region/news/130518/tcg13051812470006-n1.htm




なんと昨日、お隣の鑁阿寺の本堂が、
国宝に指定されることが答申されたとか。。。
なんというタイミング。
いや国宝ですか。。。
これ実はもの凄いことなんですよ。
例えば東京都で国宝に指定されている建築物は、
迎賓館と東村山市の正福寺・地蔵堂と二件のみ。
千葉には一件もありません。(泣)
そんな訳で、足利学校半額割引券が配布ちう。


入徳門  孔子像



さて、元は裏門だったという入徳門をくぐり、
通常の半額の200円を支払って入場(入学?)。
まずは学校門左手の孔子像にご挨拶。



学校門  



「学校」の扁額のかかる、
足利学校のシンボル「学校門」。
これは復元ではなく寛文八年(1668)の創建。




旧遺蹟図書館  




学校門を入ると左手に旧遺蹟図書館。
これは明治の足利学校廃校後に、
その書物を継承される為開設されました。
現在のこの建物は大正四年(1915)の建立で、
足利市重要文化財に指定されています。





字降松




学校門を入り、右手には、
孔子縁の楷樹が何本も植えられて、
その奥に大きな松が一本。
読めない字や解らない言葉を紙に書き、
この松に結んでおくと翌日フリガナや注釈がついたとか。
「字降松」(かなふりまつ)と呼ばれています。



元足利学校代官茂木家累代の墓  庠主の墓所



旧遺蹟図書館の奥に進むと、
足利学校の代官、茂木家累代の墓や、
足利学校校長、庠主(しょうしゅ)の墓所があります。
庠主の墓の殆どは僧侶の墓と同じ無縫塔(卵塔)です。
全部で十七基ありますが、
墓銘が解読出来るのはたった八基とか。。。



杏壇門  孔子廟



「字降松」の前に戻り、
正面が杏壇門で、その中に孔子廟
これも寛文八年(1668)の創建ですが、
杏壇門は明治二十五年(1892)の大火で屋根と門扉が焼け、
その数年後に再建されたものとか。



孔子座像  小野篁公像



孔子廟の内部には、当然この孔子の坐像と、
足利学校創建者ともいわれる、
小野篁の像が祀られています。



方丈 方丈からみた南庭園 


さて、孔子廟の右隣には、
学生の講義・学習、学校行事の為の座敷、方丈。
方丈からみる南庭園がとても風流。




庫裡 宥座之器  



方丈の右隣にある庫裡は、
元々台所や食堂の施設。
この前に「宥座之器」(ゆうざのき)があります。
「宥座」とは、常に身近において戒めるという意味。
このツボは水が空ならば傾き、
ちょうど良ければ真っ直ぐに立ち、
過ぎれば溢れてしまう仕掛け。
孔子の説く「中庸」を表すものです。



「杏壇」扁額の実物  「学校」扁額の実物 




庫裡の中に「杏壇」「学校」の、
本物の扁額が展示されていました。
「杏壇」の額は先ほど説明した、
明治の大火の際に焼けて炭化していました。



庫裡の展示物1
庫裡の展示物2  庫裡の展示物3




庫裡の中には、他にも展示物が多々ありましたが、
国宝・重文級は全て複製で誠に残念、がっかりでつ。
(´・д・`)



脇玄関の木像
  徳川将軍歴代将軍位牌



脇玄関には孔子孟子等の木像。
方丈の奥には徳川将軍歴代将軍位牌があります。
方丈・庫裡・書院は、
ともお寺の施設の名称を用いています。
徳川幕府儒者に僧形を強制させたといいますから、
そんな名残りなのかもしれません。




書院  北庭園




庫裡の奥にある書院は、
庠主の書斎であり、接客の場所。
南庭園よりも格式の高い北庭園が見渡せます。



衆寮  土蔵と木小屋


学校の南東端に、学生の生活した衆寮があり、
北東に、土蔵、木小屋などの物置があります。



菜園場の牡丹  



菜園場には、まだいくつか、
牡丹が誇らしげに花をつけていました。



足利学校入学証



さて頂きました足利学校入学証です。
足利学校は自習の学び舎、卒業も自由とか。
て、ことは、これから履歴書には、
最終学歴「足利学校卒業」って書いてOK?。
( ゚Д゚)∂゛



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