DVD「戦艦ポチョムキン」

ソ連での公開時のポスター





久しぶりの電話番で、
ランチはいつものハンバーグ弁当。
そんな訳で恒例の貯金ネタでございますが、
貯まっている本か映画ネタの、
一括棚卸しでもしようと思ったものの、
それを全部書く気力もナッシングでスンマソン。
てなもんで一本だけ普及の名作を紹介。
「映画史上最高の作品ベストテン」等、
世界の映画ランキングの常連で、
後の映画界に多大な影響を与えた、
映画史に残る画期的名作とされる、
このサイレント作品「戦艦ポチョムキン」。





戦艦ポチョムキン【淀川長治解説映像付き】 [DVD]

戦艦ポチョムキン【淀川長治解説映像付き】 [DVD]






1905年にソビエト連邦で起きた、
"戦艦ポチョムキンの反乱"を描いたもので、
1925年に製作・公開されたそのソ連の映画です。
オデッサの階段」と呼ばれる映画史上有名なシーンは、
後の作品にオマージュやパロディを多く生んでいますが、
そこまでの過程が正直かなり退屈なもので、
10代の頃から何度も鑑賞をトライしているものの、
一度も寝オチせずに辿り着いた試しがありませんでした。
しかし、久しぶりに45歳にもなっても見直してみると、
士官と兵士との諍い、支配者と支配されるものの視点等、
とても面白くて夢中で観てしまいました。









事件から110年、映画製作からも90年。
すでに監督エイゼンシュテインの没年1948年から、
とっくに50年以上が経過しているもので、
日本の著作権法上はパブリックドメイン化しており、
このYouTubeでも全編を観ることが出来ます。
いろいろ書きましたが、
主題・テーマはやはり、
「食い物の恨みは恐ろしい」です。